パリ徒然草

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5月11日まで外出制限延長 文化的施設は7月半ばまで

2020年4月13日
 マクロン大統領が演説し、5月11日まで外出制限令は延長されることになった。11日から大学を除く学校や保育園は段階的に再開されるが、バー、レストランやカフェ、映画館、劇場、美術館はまだ閉まったままで大型集会など7月半ばまでは禁止とのこと。
 
 また、マスクは市町村を通じて配布され、公共交通機関などでは着ける義務が出てきそうだ。7月半ばかあ。。凹むなあ。それに、再開したとしても、カフェで友達に会っても、マスクしたままで、ビズもせず、1メートル離れてーになるのかもしれない。

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(こんなマスクが配られるのかなあ。お洒落)
 
 ヨーロッパの中でスウェーデンだけがコンフィヌモン(外出制限令)的な措置を取ってない。スウェーデンの科学者は、1年後か、2年後には、結局、死者の人数は同じになる、と言った。だったら私たちがやっているコンフィヌモンとは、何の意味があるんだろう。私が長生きするのには役立っている。それは、ありがたいことだけど。

 今日は復活祭。毎年、復活祭には、夫の家族たち約10人が集まっていた。今日は、代わりに、携帯電話にjitsi meetをダウンロードしビデオ通話で、夫の兄弟姉妹たちと話した。初めてのことだった。

 ビデオに自分を写すのは嫌だと思っていたのに、やってみると、皆の顔が見れて声だけの電話だけよりずっと良かった。

 80歳を過ぎたお母さんにも、同じことをやってもらおうとした。お母さんは自分の今の髪型を見せたくない、と言った。お洒落な人なのだ。今は、美容院も閉まっている。そして、一ヶ月たったひとりで暮らしていて、近くで携帯電話を操作して教えてあげることもできない。

 お母さんは高齢者は今年末、すなわち12月末まで外出するな、と言われるのでは、とても心配していた。欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長がそういう発言をしたのを聞いて心配していた。大統領ははっきり何歳と年齢制限について語らなかったが、高齢者は5月11日以降も外出制限になりそうだ。今日は、大統領婦人の誕生日でもあった。

 お誕生日おめでとう。すべての人に祝福を。

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