パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

去年までが大賑わい過ぎたのか

 新型コロナウイルスは収束していない。

 ロワール地方のマイエンヌ県やボルドーが県庁所在地のジロンド県新型コロナウイルスが猛威を振るい、数日前からメディアで報道されている。


https://www.linternaute.com/actualite/guide-vie-quotidienne/2462477-direct-coronavirus-en-france-la-mayenne-classee-en-vulnerabilite-dernier-bilan-chiffre/

 最近ではパリの下水からも新型コロナウイルスが再検出され始めたとも聞いた。

 だけど、パリはすっかりヴァカンス気分。多くの人がヴァカンスのためパリを離れた。残っている人も、路上ではマスクなしが多い。マスクが義務付けられている地下鉄や図書館ですら、マスクをしていない人も見かける。夕方には特にテラス席で寛いでいる人が多い。私が見る限りテラス席の稼働率は悪くない。ヨーロッパ人は太陽が大好きなのだ。

 午後8時ごろ通るとカフェはいつもこんな具合に賑わっている。

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 これを見ると、新型コロナウイルス以前の方が異常だったとも想像できるよなあ。テラス席は今より少なかったはずで、さらに、これに、今はほとんどいない観光客が加わり席の取り合いになるのだから、半狂乱レベルの賑わいだ。

 夏は、パリからパリジャンが消え、観光客ばかりになるとよく言われていた。それでもこれだけ賑わっているのを見ると、ヴァカンスに出発するかどうか悩んでいる人も多そうだ。