第107回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)が8月29日に始まった。2ヶ月遅れの開催。
2日目の8月30日は雨だった29日と違い、快晴で、ニース・オ・ペイからビルフランシュシュルメールやエズを通りニースまでの186kmで山岳区間の第2ステージを競った。私が数日前までいたところだ。おお、ここバスで通ったぞ、と、テレビに見入ってしまった。
【エズ村の遠景】
この日は地元フランスのジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が三つ巴のゴールスプリントを制して区間優勝し、マイヨ・ジョーヌを獲得した。
自転車競技だけど、観光アピール要素もある。空からの映像や一般人は見れない富豪ヴィラの航空写真もテレビでは見れるので、数日前までは門や壁しか見れなかった建物が空から大写しになる。さすが、コート・ダジュール、こんなヴィラだらけだったのねー。レースとは別の楽しみで熱心に見た。
【2つともバスで通ったり、つい数日前近くにいたりした場所】
今日31日第三ステージは、ニースからシステロンへのコース。途中トゥーレットシュルルー、グラースやカスティヨンなどを通る。10年くらい前に、観光で来た頃に行ったことがあり懐かしい。山の中に小さな村や教会があるのが趣き深い。
レースそっちのけで、景色に見入ってしまった。レースは、昨日は、転倒者も出るし、今日は、雨も降るし人間の限界って感じ。テレビで見ても分かりにくいけど、きっと見えないくらいのスピードなんだろうな。
第三ステージでは、オーストラリアのケイレブ・ユアン(ロット・スーダル)が集団ゴールスプリントを制して区間優勝した。
マイヨ・ジョーヌは地元フランスのジュリアン・アラフィリップが守った。
9月20日がファイナル第21ステージで、パリのシャンゼリゼ通りがゴールになる。これまで熱心に見たことがなかったのだけど、見続けていると親近感が沸いてきた。
公式のコース情報(フランス語)
https://www.letour.fr/fr/parcours-general