世界のことを知ろうと思った。なぜなら、新型コロナウイルスにより、世界各地でロックダウンが起ったのが変だな、と思ったから。日本の致死率だけ見ると、新型コロナウイルスはこれまでのコロナウイルスやインフルエンザと比べて、そこまで大々的に取り上げ、慎重になるべきものか? メディアが大々的に取り上げ続け、経済活動をストップすべき程のものか? たくさんの会社の経営が厳しくなり、恐慌を心配すべきほどのものか?
そう思っているのは、私だけではないようで、You Tubeでは早い時期から武田邦彦教授やホリエモンさんが新型コロナウィルスをマスコミが煽り過ぎている、という発信をしてきたし、1ヶ月くらい前に、「567は茶番」みたいなタイトルの動画も見た。(フランスでは、マスクをしていないことを注意した運転手を殺す事件さえ、起きたが、マスク反対のデモ参加者は100人程度らしい)
私は、その不条理さを突き止めるために、世界で何が起こっているか知ろうと思った。
世界なんて分かるはずもない。自分自身のことすら分からない。すりむいた足も、打った胸も、もう治った。何かをしたわけじゃない。ロックダウン中で病院にも行けず、ネット診療もつながらなくて、何もできなかった。ただ時間が経過しただけだ。自分のからだのことなのに私の細胞がどう働いてその傷は治ったのかすら分かっていない。
病院に行く必要なかった、と、分かった。病院に行けないと泣き叫ぶ必要などない。自然治癒力を信じるべきだった。どっしり構え、自分を信じれば良かっただけだった。人間はいつか、死ぬのだ。死ななかったとしても、若くして自力では動けなくなった知り合いもいる。動けるうちに動いて、やりたいことをして感動する、それが生きるってことだろう。
というわけで、私にとっては、真実を知ることがやりたかった。アートでも、お金儲けでも、キャリア作りでも、ゲームでも、なく。真実はどこにあるのか?ー自分の知的好奇心を満たしたかった。
ネットの海に潜った。今までより時間があったせいでできたことでもある。せいぜいネットで分かる範囲、それも上位にでてくるものを見る。それもまた誰かに操作され、検閲されているのかもしれない。そして私の興味があるものに選別されていく。誰が、発信しているか、ではない。誰が書いたかは、関係がない。テキストを読んで、私の心を動かすかどうかだ。自分の勘を信じよう。
世界というのは、私の思考が作っている。私の見方によって世界が見えている。世界を知ろうと思って、調べて行くと、だんだん私の世界の見方は変わって来た。ロックダウンを経験したことで、ある意味、新型コロナウィルスのおかげで、私は数カ月前とは全く違うように世界を見るようになった。
今年3月以降、私の印象に残った情報の例をあげよう。
1,子供の人身売買
人身売買による利益は、かつてないほど今現在、増大していると、このYouTubeのドキュメンタリーは教えてくれた。
「人身売買という16兆円産業をなくすには」
https://youtu.be/NzxY7kVCqac
こうした数字が正しいのか、こういう数字の統計を取るのが難しいことは想像できるし、誰が統計を取ったのかはビデオでは示されないが、人身売買が今もあっていることは事実だ。このビデオは入口に過ぎないが、人身売買の問題に注目するよう促してくれた。
2,ジェフリー•エプスタイン事件
新型コロナウイルスで時間がなければ、この事件に、ここまで関心を持たなかったと思う。(調べれば分かるのでここでは詳しくかかない)
ジェフリー•エプスタインの事件はどこまで明らかになるだろうか。大富豪による小児性愛事件だが、7月初め、この事件に関連して親友のギズレーヌ•マックスウェルが逮捕された。この事件は結局、CIAなのか、イスラエルのモサドなのか、スパイの問題にいきつくと言っている人もいる。
時々は検索をかけて今後の行方を注目している。
Netflixがエプスタインのドキュメンタリーを放映している。性的奴隷にされて来た女性たちが、勇気を持って告発している。
https://www.netflix.com/fr/title/80224905?preventIntent=true
3,ハリウッドでの小児性愛
ハリウッドの小児性愛者に関するコリーフェルドマンのクラウドソーシングドキュメンタリーがある。80年代の映画「スタンド・バイ・ミー」の子役だった彼が周りの大人たちに性的被害を受け続けていたなんて。。。
コリー•フェルドマン「スタンド•バイ•ミー」の元子役がハリウッドの小児性愛問題を告発 courrier japanの記事
https://courrier.jp/news/archives/193662/?utm_source=article_link&utm_medium=longread-upper-button&utm_campaign=articleid_193663
My Truth: The Rape of Two Corney
ショックだが、こうした声に耳を傾けることを忘れないでいたい。
私が初めてカトリック教会での小児への性的虐待の問題を聞いたのはフランスでの話で15年以上前のことだった。日本に住んでいて遠い国の話だと思っていた。
新型コロナウイルスでロックダウン中にニュースで知ったが、日本でも、キリスト教会で性的被害を受けた人たちが訴訟グループを作り始めた。テレビ番組で、聖職者による性的虐待を告白している日本人もいる。
聖職者による被害、日本でも
https://youtu.be/sCdJp8Aa-Jo
TBSも報道
https://youtu.be/rzp9hxUEzxM
日本でも被害に遭った男性は、親がいない子供だった。そうした子供が狙われている。ジェフリー•エプスタインの事件と共通点を感じる。
これらのことを憂うべき、悲しいと思いますか?私は喜ぶべきことだと思う。隠されているより、被害者が放置されているより、ずっといい。やっと明らかになり始めたのだ。被害に遭った人が語れるようになった。いいことだ。そしてこうしたことが今後少なくなって行くことを祈ろう。
私が大学生のころ、友人の女性が私に告白した。小学生のとき、教師に性的にいたずらされていた、と。彼女はいたずらされたことを当時、両親に告白したら、そのことを人に口外しないようにと言われた。語るな、と言われたことにさらに傷ついていた。
性的被害を言い出せないような時代があった。特に権力をより持つ者による犯罪の場合、言い出せない。より力を持つ人が性的虐待を行った場合、被害者は泣き寝入りしがちだった。数10年前までは、それを訴えることすら、できない社会だった。せっかく勇気を持って告白しても、被害者が白い目で見られた。今はだんだんそうではなくなってきている。
本人は、辛いということすら分からず、多重人格になったり自暴自棄になったり、自分の人生を幸福に生きることができなかったりする。そんな苦しみを抱えながらも、告白している。せめて耳を傾けよう。被害者の心に寄り添おう。こうしたことがなくなる社会を目指そう。
5, CIAによるMKウルトラ計画
情報ドキュメンタリー「OUT OF SHADOWS/アウト・オブ・シャドウズ」(暗闇を抜けて)
ぜひ一度このビデオをご覧ください。
映画やテレビは、偽りの歴史を教え、暴力に対して鈍感になるよう仕向けるなど、CIAと関係がある、大衆をコントロールする道具である、という話。
「心理生理学で教わったが、1−6歳または1-8歳の子供が性的虐待を受けトラウマになると人格が分裂しその傷は一生消えない。そして多くの場合、多重人格や解離性障害になる」と、このビデオで専門家が語っている。1,2,3,4とも関係がありますね。こうした知識を悪用して、国力を弱めているのだとしたら?
CIAのMKウルトラ計画は人体実験や思考操作である。
MKウルトラ計画について
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/MK%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E8%A8%88%E7%94%BB
実はテレビが大嫌いだった。夕食のときに親がつけるので、消してくれ、と懇願し、喧嘩になってきた。フランスに住むようになって、テレビをあまり見なくて済むので凄く楽に生きられるようになった。
なぜテレビが嫌いだったのか、MKウルトラ計画というものを知って、理解できる気がした。
そういうわけで、ロックダウンで時間ができ、いろいろ検索したおかげで、私は、少しずつ、世界は良くなっていると信じている。