パリ、新型コロナが世界を変えた

夜間外出制限令中のパリでの暮らし

JBLのBluetoothスピーカー 自部屋がライブ会場かクラブに

お題「#買って良かった2020

 JBLBluetoothスピーカーGO 2。フランスが新型コロナウイルスの影響で再ロックダウンになる1日前、2020年10月28日にパリの電器店ダーティー(Darty)で勢いで買った。29.9ユーロ(約3800円)。


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 もう1年以上前からどのスピーカーを買うか悩んでいた。100ユーロ(12700円)程度の商品にしようと決めていたこともあった。日本に住む友人から3000円程度ならスマホで有名HUAWEIというメーカーの商品がいいとも聞いて探したが、その商品まだ見たことがない。いつか音比べをしまくった後に買おう、と思っていた。

 

 だが、明日からロックダウン。フランスでは2020年3月17日から5月11日まで55日間8週間の一回目の外出制限があったのだが、その際は電器店も閉まっていた。アマゾンの配達も生活必需品以外、止まった時期すらあった。

 

 フランスにはクリスマスにプレゼントを交換し合う習慣があって、スピーカーはクリスマスのプレゼントとして誰かにお願いしようかとも思っていた。

 

 でも明日から家ごもり。クリスマスまで後2ヶ月くらいある。

 今、買って2ヶ月楽しむのと後2ヶ月待つの、どっちがいい?

 ええい、買っちゃえ、自分へのご褒美だー。そのうえ、好きな色を自分で選べる。

 

 明日から買えるか分からない。そんな緊張感の中で、暖房器具とともに買った。支払いはカードをかざすだけ。あっけなかった。

 

 その電気店で1番安くて小型なものを選んだ。防水機能があったことも後で知った。JBLアメリカに本拠地を置く1946年設立の音響機器メーカーだということも後で知った。

 

 あれから2ヶ月以上。スピーカーは、スマートフォンにワイヤレス接続し、2020年10月29日夜から12月15日まで昼間の外出禁止令が続く間、私のそばで役立ってくれた。もちろん、夜間外出禁止令が続くその後も。

 

 お風呂で静かなピアノ曲を流したり、ライブの映像とともに音楽を流して踊ったり、ストレス発散に役立っている。

 

 たった30ユーロで何を悩んでいたんだろうと思う。服飾品なら簡単に100ユーロ、200ユーロ出せるのに、あの緊張感は何だったんだろう。

 

 2020年は、ほとんどライブに行けなかったなあ。フランスでは、6月21日は音楽の日で無料ライブがあり、パリでは夏にはFNACライブという無料のライブがある。有料のコンサートもたくさん開催されてきた。だが、どれもが縮小か中止だ。

 

 ライブの記憶が懐かしい、と思いながら、いくつも、このスピーカーを使ってYouTubeで見れるライブを聴いた。

 

 2020年、YouTubeなどで動画配信が増えたのも確かだ。私が好きなピアニストも以前よりずっといい音源で数ヶ月前に動画をYouTubeに載せてくださった。それ以前はCDで聴かないと、とてもYouTubeでは聴けるような音のものはなかった。

 

 ここ数年で昔のロックのライブなどもYouTubeでたくさん見れるようになった。そういう時期だったからこそ、このスピーカーを買った意味が大きかった、とも言える。

 

 そして新年。

 

 ヴェルサイユ宮殿での花火をバックにニューイヤーライブはいかがですか?

 

https://youtu.be/9kQhMAzpf10

 

 夜のルーヴル美術館のピラミッドと音と光の中で一緒にカウントダウンして踊りませんか?

 

https://youtu.be/9X6hH-Z1Tyw

 

 今日、私はこのフランスのDJ、デヴット•ゲッタ(David Guetta)のカウントダウンイベントをこのスピーカーで流しながら一人踊った。18:54にイギリスのエヴリシング・バット・ザ・ガールのリミックスが聴けて嬉しい。

 

 そうだ。こんなに小型で軽量なのだ。184グラム、手で握れるサイズ。旅行に連れて行ってみたらどうだろう。海の見える部屋で、次はどんな音楽を流そうか。

 

追記

フランス在住の方はネットで確認したら、同じスピーカーFNACで18.5ユーロでした。ははは。