パリ徒然草

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海を見にノルマンディーへ

 快晴。ここ数日、ずっと曇り空だったのに、気持ち良い快晴。朝からノルマンディーの海に向けて出発した。

 

 出発地はパリ郊外のラ•デファンス。

 ここにも滅多に来ないので写真を撮った。現代アートの作品がある。


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 Flixbus(フリックスバス)というドイツに本社があるバス会社による長距離バスの旅。週末の往復で2日前に予約したにも関わらず、ノルマンディーの海が見える町まで往復一人、22ユーロ(約2800円)とバスの旅は格安だ。

 

 ただし、新型コロナウイルスの英国由来の変異種を恐れる人から見ると、恐ろしい旅なのかも。バスは週末の快晴とあってほぼ満席。私は知らない人の横に座っている。隣の人がバスの中でマスクしながら長電話して喋り続けていた。

 

 心配や恐れは、免疫力を弱めるだけだ。行くからにはゆったりした気持ちで行こう。乗車時間は2時間20分。天気がいいと、車窓からの景色も、気持ちがいい。バスは途中、タンカルヴィル橋を渡って車窓から写真を撮った。


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 そして、booking comでレンタルしていたアパートに着いた。

 

 アパートのテラスから海が見える。

 

 アパートはホテルと違ってレセプションがなく、荷物も預かってくれない。鍵の受け渡しのため連絡を取り合ったり入室できるまで待ったりたった一泊のために少し面倒だった。

 ホテルではなくアパートを選ぶのは、キッチンがついているという利点が大きい。レストランが閉まっている現在、使い勝手の違うキッチンに四苦八苦しながらも、温かい物を、食べることができた。

 

 船の出入りが見える素敵なアパートだ。テラスにいると、目の前で英国と結ぶフェリーが出港して行った。


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 部屋の中は温かいが、外は寒い。テラスでコートを着て、手袋をはめて、帽子を被って日没や夕焼けを眺めながら音楽を聴いた。


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