パリでも、どの区に在住かにも、またどのスーパーに行くかにもよると思うのですが、スーパーでの買い物が緊張するなあ、と思うこの頃です。
昨日のスーパーでの話。まずはスーパーの中でも、切々と窮状を訴え、お金を恵んでくれーと言って回っている男性がいました。初老のフランス人女性はお金をあげていました。
レジに並んでいたら、前の男性が「ニーハオ、ニーハオ」と話しかけてきて、「私は中国人ではありません」とフランス語で答えたのですが、その前の男性が私の支払った商品を持っていこうとして、レジの女性に止められました。レジの女性は私が買った物が全部あるか数を数えてくれていました。
このスーパーは、もともと、路上生活者の出入りが多いので、ちょっと安いからと言って安全を選んだ方がいいな、と思いました。
このスーパーに限らず、スーパーの出入り口にはしばしば路上生活者が数人います。去年の3月よりも増えている気がします。特に以前よりも頻繁に女性の路上生活者を見かけるようになりました。
それとは別に、2日前には路上で盗難に遭ったのか、二人を捕らえて、ポケットを探っている二人の男性がいました。私服警官なのかもしれません。
マスクをしてたくさんの荷物を買って歩いていると、天気が良く人通りも増え、貴重品のバッグが気になって仕方がないこの頃です。マスクが注意力を低下させ、気分を下げている気もします。私は数日前パリでスリに遭ったばかりなので、さらに緊張している面もあると思います。
25日にカステックス首相らが今後の新型コロナウイルス対策について説明しました。10万人あたり250人以上の感染者数、感染者数の変異株感染率が50%以上、医療機関が逼迫し、感染率の上昇が加速している20県(イル=ド=フランス地域圏のすべての県、プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域圏の大半、オー=ド=フランス地域圏の大半、ローヌ県、ドローム県、モゼル県、ムルト=エ=モゼル県、ウール=エ=ロワール県)について、来週改めて感染状況の調査を行い、状況が悪化する場合は、3月6日の週末より新たな規制措置を行う、来週に発表があるとのこと。
3月5日頃から小旅行を計画しようとしていましたが、いろんなことがはっきりしないので様子見です。