フランスは、歩いていて、良く話しかけられる国だ。不思議なことに、夫と一緒にいると、道を歩いていても、あまり話しかけられない。
ウインドーの服の写真をスマホで一人で撮っていたら、見知らぬ男性にフランス語で話しかけられた。
「この服、どう思います?きれいだと思いますか」
私は、咄嗟のことで、
「あー、いや...きれいというか、とても、新鮮だと思います。今まで見たことのない色の組み合わせで」
言った後で、あ、しまった、もしかして、このブティックの経営者だったか、と思い、きれいだと、答えるべきだったかも、と思った。
服というのは、誰が着るかにも、よるからなあ。この服を着こなして凄く似合っていれば、美しいと思うだろう。もちろん縫製も生地も素晴らしい服なのは分かるけれど、着てみなければ分からないと、私は思ってしまう。
確かに、この服のブランド、Valentine Gauthierのインスタグラムでモデルさんが着ているのを見たら、美しかった。
上の写真のブラウスと下の写真(上の写真と同じブティックValentine Gauthierのもの)のジェケットの色の雰囲気は似ている。茶系は秋のイメージだけど、オレンジにも近い茶色で、コーディネートによって、春らしくなっている。
似たような色のスカートを持っていたことを思い出して、この春、買ったばかりの柄物ブラウスと合わせて着てみた。私の服はリーズナブルな物がほとんど。ベネトンのブラウスとpromodのスカート、バーゲンで買ったので合計で30ユーロ程度(3900円)だった記憶だ。
【こちらは私服。ベネトンのブラウスです】
待ちわびているウインドーの向こうの服たち第2弾。
上の2つはsoeurというメーカーのもの。
お値段はこちら。私は、こんな高価な服は買わないけど、友人のお気に入りのブランド。
美しい服を見て、似たようなコーディネートを考えたり、ファッションは楽しい。
こちらは、maison kitsune(メゾンキツネ)。左の絵は直接このブティックと関係あるのかなあ。ないように思うが、色がとても、マッチしている。
フランスのセンスは楽しい。
4月12日 待ちわびているウインドーの向こうの服たち
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/04/12/062129