南仏のカンヌからパリまでフランスの高速鉄道、TGV INOUIの1等車の上の階に乗りました。一等車の車内の写真です!
一等車は1+2配列の3列シート。二等車は同じ幅の車両に2+2配列の4列シートなので、随分ゆったり感じます。(今まで2等車ばかり乗っていました)
さらに、この日は乗車率30%以下。がらがらでした。40シートくらいある車両に10人くらいが乗っていました。
フランス人のヴァカンスは平均一ヶ月だから、まだ、コート・ダジュール滞在中の人が多いので空席が多かったのか?それとも、ドイツ人観光客は衛生パスポート開始の8月9日の前までに急いで退去したとの情報もあるので、そのせいでしょうか。
私が乗ったTGVの止まる駅が上の写真で分かります。マルセイユからパリまでは直行です。
私は何も考えず、夫と向かい合う1列シートを選んだのですが、それは車両の右側に位置します。カンヌから海を見ながら帰りたかったので、左側の2列シートの方が良かったと後悔しました。
カンヌを出たTGVは長いカンヌのビーチを通ります。
その後、赤い岩のエステレル山脈付近を通ります。このエステレルの付近が美しいのです。
オーッーというような絶景の連続を車窓から楽しめます。
このときは、切符のコントロールはありましたが、衛生パスポートのコントロールには、あいませんでした。
【マルセイユ付近】
マルセイユを過ぎると、写真を撮るより、食事を取ることに集中して写真がありません。
そうこうしていると、日の入りの時間になり、また、夕日を狙って写真を撮りました。
そして、無事に時間通りパリ•リヨン駅に到着。
【上の11枚は車窓からの写真】
旅の終わりを感じて、しんみりしてしまう私です。
お疲れ様、TGV。快適な旅をありがとう。「奇跡だ。コート・ダジュールからのTGVが初めて時間通りに着いた」と私。「これからは毎回、一等車に乗ろうね」と夫。ゆったりしたいい旅でした。