パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

光り輝くイスラム美術 2つの展覧会に行きたいけれど…

 2月1日。2月になった。

 今、行きたい展覧会について書いておく。ワクチンパス問題さえなければ、行きたいんだけどなあ。

 しばらく前にヴァンドーム広場を歩いていてカルティエのショーウインドーに惹きつけられた。この宝石とそのデザイン、凄いエネルギーだなあ。輝いてる。

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カルティエイスラム美術 近代性の原点Cartier Et Les Arts De L’islam. Aux Sources De La ModernitéCartier 」展が開催されていることを知った。


 パリ装飾美術館(Musée des Arts Décoratif)で2月20日まで。

You Tubeで見つけたこの展覧会の説明動画
https://youtu.be/Xx7N_Re91kU

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【その日のヴァンドーム広場

 もうひとつ行きたいのがアラブ世界研究所で開催されている「オリエントのユダヤ人 数千年の歴史Juifs d'Orient Une histoire plurimillénaire
」展。3月13日まで。


You Tubeで見つけたこの展覧会の説明ビデオ(フランス語)
https://youtu.be/Y9MoVFhKUeI

https://youtu.be/J6H4UIQO32M

 宇野正美ファンの私としてはまさに行っておくべきだろう。

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【アラブ世界研究所の前】

 ある日の夕方、アラブ世界研究所に行った。ワクチン非接種者は展覧会に入れないことは知りつつ、アラブ世界研究所の本屋さんで、展覧会の図録だけでも見てみたいと行ってみたのだが、アラブ世界研究所の建物に入る前に、ワクチンパスポートのチェックがあり、本屋さんにすら入れなかった。とほほ。

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【アラブ世界研究所の建物の装飾】

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 今や、ワクチンを接種していない人は、検査してすら、こうした美術館、図書館、劇場、映画館、カフェ、レストランなどに入場できない。

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【私は入店すらできない書店。書店と言ってもアラブの陶器やアクセサリー、布製品も売っていて買ったことがある】

 ちなみに夫の同僚でワクチン非接種女性が二人いたのだが、二人とも、1月にコロナに感染。二人とも回復し、6月までのワクチンパスを手に入れたそうである。それまではカフェでの送別会にも参加できない二人だった。ラッキー!!!羨ましい!!!!

 というのも、2月15日以降は2回目接種から4ヵ月以内に追加接種を受けないとパスが失効する。パスの有効期間が短くなったのだ。それ以前は7ヵ月だった。

 つまり、私が夏に旅行する計画もあって、パスが欲しい場合、今接種したとしても、6月末には失効。夏までに最低3回は接種しないと夏に自由に動けなくなる。

 フランスでは、これから毎年、年に3回ワクチン接種することに大多数の人が同意しているんだなあ。まだ治験中のワクチンを何回も打つのは恐い、と思う私は少数派みたいだ。

 夫は、2ヶ月経つのにまだ、打った方の腕が痛いと言っている。腕が2ヶ月痛いくらいという考えもあるかもしれないが、仕事によっては致命的である。 

 日本では「記録映像 ワクチン後遺症」というドキュメンタリー映画が各地で上映され始めた。もはや、陰謀論ではない。

「記録映像 ワクチン後遺症」
https://eiga.com/movie/96542/video/