アルザスワイン街道沿いの村は103もあるのだという。私はそれらの村に15年以上前から行ってみたかった。2006年版の雑誌マダム・フィガロがアルザスの村や街を紹介していて、これまで、大切に保管してきた。いつか、行ってみようと思い続けて来た。
その雑誌で紹介されていたのは、カイゼルスベルグ、チュルクハイム、イルハーゼン、コルマール、ストラスブール。イルハーゼン以外、今月の3泊4日の旅行ですべて行った。さらに、既に日記に書いたレボービル、リクヴィールにも行った。詰め込みすぎて駆け足になってしまったけれど。
もう一泊すべきだったな、と思った。エギスハイムも行きたかったし、コルマールで良く見れなかった場所も結構、残っている。
チュルクハイムはコルマール市内のthéâtreが始発の8番の路線バスで約30分で行けた。片道1.4ユーロだった。
車がない者にとって、路線バスの時刻表や停留所を見付けるのが実に難しい。観光案内所に尋ねれば情報が得られるが、コルマール駅とコルマールの観光案内所は徒歩20分くらいの距離にある。なかなか営業中に案内所に行く機会がなかったが、案内所の人はプロフェッショナルで丁寧に教えてくれ、時刻表の冊子ももらえた。
観光案内所で、後、数分で出発するバスがあると教えてもらって、観光案内所近くのthéâtreというバス停でバスに飛び乗った。バスに遅れていれば、行かずにコルマールで過ごしただろう。
チュルクハイムはこのReseau trace
https://www.trace-colmar.fr/fr/OZ-Mon-itineraire.html
というサイトでバスの時刻が分かると思う。
チュルクハイムに滞在したのは約一時間。チュルクハイムの観光案内所で地図をもらって一周した。
色とりどりの木組みの家や教会、3つの門を見ながら、歩いた。ところどころ花も咲いている。週末だったが。人が少なくのんびりしている。静寂に癒やされる。コルマールで飲んだチュルクハイムのカーブのワイン、ピノ・グリ美味しかった。カーブも巡ってみたいなあ。次はここに宿泊するのもありだなあと思った。
【写真はすべてチュルクハイムにて】
【チュルクハイムの地図の一部。観光案内所でもらったパンフレットより】