昼下り、優雅にラウンジで紅茶をいただきました。
真っ青な空の午後でした。
ガラス貼りの屋根の向こうに青空と建物の一部が見えます。
ここは、パリ、オペラ座そばのホテル「インターコンチネンタル ル•グラン」の大広間。宿泊客でなくても喫茶が楽しめるサロンになっています。
ブラック・ティーにしましたが、こちらの紅茶美味しいです。ついてきた小さなチョコレートも、このホテルのオリジナルの商品のようで本格的なカカオの味がしました。ミルクも濃くて凄く美味しかったです。何よりすべての調度品が美しいですね。ミルクの入ったポットまでも。
ついつい他のお客さまに目が行きます。もちろん宿泊者や旅行者が多いのでしょう。英語圏の人、アラブ系…さまざまな人種の方がいます。さまざまな言語が飛び交います。
私がちょうど目が行く距離に、スーツを来て、小型のヘッドホンを付け、パソコンの前で語り続ける男性がいました。仕事のためにこのサロンを利用しているのでしょうか。スパイもいそうだなあ。って、言うか、私がスパイと間違われてしまうかも。ははは。
上の写真はお手洗いにて。お手洗いもお洒落です。
パリ市の歴史的建造物の説明板がホテルの前に設置されています。
建設は1861年4月に始まり、ホテルは1862年5月5日にナポレオン3世の妻であるウジュニー皇后本人が出席し開館し、1862年6月30日に正式に開業しました。ホテルは皇帝ナポレオン3世のもと、パリ万国博覧会 (1867年)に世界各地から招待された賓客をもてなしました。隣りのオペラガルニエ宮が完成したのは、それより後、1875年でした。
ホテルの公式サイト