パリ徒然草

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コルマール駅舎 ウンターリンデン美術館のイーゼンハイムの祭壇画

 

 コルマール駅に着いたとき、懐かしい感じがした。デジャブ(既視感)を感じた。そもそもコルマールには20年ぶりくらいに来たので、そのせいかもしれない。オルセー美術館に行ったばかりだったし、オルセー美術館の建物とどこか同じ雰囲気を感じたのかもしれない。オルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設された駅舎兼ホテルだった。


 1907年に完成した現在のコルマール駅舎は、その時代のドイツの行政によって建てられた。アール・ヌーヴォー建築である。







 コルマールのウンターリンデン美術館には「イーゼンハイムの祭壇画』がある。ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルト (1470頃 – 1528) によって、1512年から1516年にかけて制作された。彼の作品の中では最大の大きさで、最高傑作である。


 圧巻。







 この美術館にはクラナッハの作品もあった。




【ウンターリンデン美術館外観】