パリ徒然草

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友達を招く 約1年間の工事が終わったことを感じた

 友達が家に遊びに来てくれた。

 やっと、人を家に招くことができるようになったのだ。

 嬉しい。ミシャラクのケーキでお祝い。

 夏に帰国していた友達が日本から買ってきてくれたお土産のラーメン↑。ありがとう!!!!重かったね。。。😭😋🥰😆

 

 去年の9月から約1年間、家の周りに足場ができて、屋根の工事をしていて、とても、人を招くことができる状態ではなかった。下の写真の状態が一年間続いたのだ。いつガンガンと屋根に打ち付ける音が鳴り響くか分からず、人を招くどころか電話やネット通話も厳しい日々だった。

 この工事のために出したお金は私と夫の一部屋で14000ユーロ。集合住宅だから、50戸くらいあるので、全体だと結構な金額を支払ったはず。そして、朝8時から騒音。それなのに、工事の人は一人だけだったり、午後は来ない日もあったり、全く予定は分からず、遅々として進まず。

 窓を開けると一年間この状態。掃除せずこの状態で放置。台所に屋根が落ちてきて屋根にポッカリ穴が開いたこともあった。

 ホコリだらけ。

 泥棒が家に入らないかも怖かった。映画「ヤマカシ」(2001年フランス映画)のように、この足場に登る不法侵入者が何度か目撃されたのだ。だから、なんとなく長期間不在にすることに防犯の意味で抵抗もあった。

 

 耐えに耐えた一年間だった。自分で自分を勞ろう。よく耐えたね。

 

 足場が取り壊される日。おかしなことに、私は急に寂しいような気すらして、なくなっていく足場の写真を撮った。

 友達が来る前に窓を拭きながら、工事終わったんだなあ、と改めて感じた。