パリ徒然草

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とりとめのない今日の日記 夫もコロナでダウン? 189ユーロと4.44ユーロ

 10月8日晴れ時々曇り。今日は今日の日記を書いてみる。

 病み上がりのせいか、食欲もなく、ぼんやりした一日。

 最近、顧客になっているブティック、化粧品の店、下着の店などから割引の通知が毎日のようにSMSやメールで届く。観光客は戻っているようだが、売り上げは落ちているのだろうか?

 2600人も従業員がいた婦人服のチェーン店camaieauカマイユは私がコロナで寝込んでいる間に倒産してしまった。camaieau大好きで、よく行ってた。

 

 数えたことはないけど、camaieauの服30着以上持っていると思う。倒産した後、サイトに行って、「camaieauは終わった」の通知を見て、本当に一切何も買えなくなったことを知り、淋しくなった。これ欲しかった、かわいい、もっと買っておけば良かったと後悔した。

 

 欲しい物は、買った方がいい。買えるのであれば。

 

 好きな物を売っている店を応援しよう。後悔ないように欲しい物は買おう。

 

 下着専門店のAubadeからもこの週末だけ3着買えば、割引価格から、さらに10%オフのお知らせ。こういうの弱い。本来はブティックに行くのが好きなのだが、2週間ほど前に新型コロナ陽性のレッテルを貼られて以来、出かける気が起きない。眼を皿のようにし持っている下着と比較しながらネットショッピング。結局、ネットで189ユーロ分購入。

 夫が体調が悪くなり、午後に帰宅。私が新型コロナ感染させたかもしれない。夫は7月に一度、新型コロナに感染して一週間寝込んだし、ワクチン3回接種者なので、抗体あるだろうと油断していた。ワクチン3回打っても何度もかかるみたいだ。夫はダウンし、とにかく寝ていた。

 

 夕方、買い物。夫のために薬、果物、野菜、プリン、洋梨の罐詰、バゲットなどを買った。自分用にはサバを買った。1キロ8ユーロで、3匹4.44ユーロのサバ。BIO(有機栽培由来)の店で野菜と果物だけ買っても2.4ユーロにしかならず、ネットショッピングで使った189ユーロとの金額の違いの大きさを思った。 食品の値段が上がったとか言っても、たかが知れている気がする。 

 

【4.44ユーロ分のさば。444しあわせですね!】

 サバに塩を振ってしばらく置き、一旦焼いて、湯通しして、白菜やポワローネギ、豆腐とともに鍋に入れて、作ったことのない鍋を作った。さば味噌鍋。スープと野菜は凄く美味しかったが、魚に納得できなかった。また作らない気がする。

 

レシピは下のレシピに豆腐と味噌を加える感じ

https://cookpad.com/recipe/5305508

 

 夫が午後10時ごろ、起床。夫用にさばのグリル トマトソースも準備していたが、さばは食べないと言われた。うんうん、食べなくていいよ、明日パスタにでもするから、と私は言った。

 

 私の母は、作った物を食べないと怒る人だった。子供のころ、体調の悪い時、私は無理して食べて、しばしば吐いた。吐きすぎて夜中に病院に連れていかれたことも、あった。私は子供のころ両親に体が弱いというレッテルを貼られていた。

 

 今、考えると、人間には食べない方がいいという時期があるのだ。からだが教えてくれる。本人が一番良く分かっている。食べたくないときは食べなくていい。食べたい物を食べた方が良い。それが早く良くなるコツのこともあると思う。

 

 スープを温めた。夫はスープとバゲットとチーズ、りんごを食べた。BIOのりんごが美味しかった。

 

 病気のとき日本食が食べたくなる私と違って、体調が悪いとき、夫はバゲットとチーズ(かなり匂いのあるモービエ)を食べることができるんだなあ、と私は感慨深く思った。いや、夫はバゲットこそをありがたがって食べている。日本人がご飯をありがたがるように。