パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

ストラスブールの夜の美しさ


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 去年の今頃、つまり昨年2月初め、アルザス地方のストラスブールに行った。ドイツのバーデン・バーデンからの帰りに立ち寄った。

 

 私は、未だにストラスブールの有名なクリスマス市は見たことがないのだが、夜にストラスブールに到着し、その美しさに感動した。

 
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 夜のノートルダム大聖堂の美しさよ。


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 夜は、大聖堂内部の見学はできない。翌朝、大聖堂内部も見学したのだが、夜のライトアップは思い出せるのに、内部がどうだったか、記憶が曖昧だ。からくり人形付きの天文時計を見たようだ。写真があった。天使の小さな置物を記念に買ったことは覚えているが、朝は寝起きでまだ、ぼーっとしていたのかもしれない。写真を見直したら、こちらも見応えがあった。


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ノートルダム大聖堂内部】


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【昼間のノートルダム大聖堂


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 記憶に強烈に残ったのは、夜のストラスブールの街が美しくてうっとりしていたことだ。ウロウロと歩き回り、迷子になりそうになった。ドイツからフランスに戻り少しホッとしていた。あー、フランス語が通じる。

 

 そう言えば、昔、中学生くらいだったかな、日本の学校の国語の授業で「最後の授業」という小説の一部を読んだな。明日からフランス語が話せなくなる日の最後の授業の話だった。
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 そしてレストランで食べたシュークルートの美味しさ。寒い中、食べるからさらに美味しく感じるのかもしれない。
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 ストラスブールでもう一つ感動したのが現代アートの美術館。明日にでも紹介しよう。

 

 ストラスブールは一度は訪れるべき、おすすめの街。だが、今、観光に行くのがどうかは何とも言えない。なぜなら、夜景見学も美術館もレストランも、今は禁止だからだ…。


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 もちろん、昼間も美しいのだが。ああ、夜間外出禁止令が悩ましい。

顔がほころぶバレンタイン・デーのパリ散歩

 バレンタイン・デーの日曜日。晴れ間が見えた朝、パリの街を歩いた。

 

 花屋さんに列ができている。それも男の人ばかり。花束を持った男性とすれ違う。1人は、赤い薔薇の花束だった。もう1人の花束の中身は見えなかった。微笑ましいなあ。顔がほころぶ。素敵ですね。フランスにいるんだなあ、と思う。ニヤニヤしてしまう。


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 フランスでも、バレンタイン・デーは愛の日だけれど、男の人が女の人にプレゼントを贈る日とされている。特に花を贈る人が多い。


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【日本人としては、チョコレートに目が行く。こちらはジャン•ポール•エヴァンのバレンタインチョコレート】

 

 パン屋さんの行列はもっと長かった。こちらも男性が、多いけど、これは単に日曜日の朝のパンを買いに来ただけかもしれない。

 

 他にも列ができていた店。それは宝石屋さん、ジュエリーのお店。こちらはカップルや女性同士もいた。いろんなカップルいるから、女性同士のカップルだったのかもしれない。

 

 ある教会に入ったら、ミサがあっていて、人がいっぱいだった。新型コロナのせいで、大して人がいなさそうな美術館も営業禁止で、コンサート会場も劇場も閉まったままなのに、たくさんの人が教会の椅子に座っていて賛美歌を歌い続けていた。厳かだった。こんなに人が集うんだなあ。教会の力を思い知らされた。後で調べたけど、単なる毎週日曜日のミサだったようだ。

 


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 セーヌ川を船が渡っている。数日前に、水位が上がっていると心配したけれど、船が橋の下を通れるほどの水位のようで、安心する。


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【写真中央に見えるのがポン・ヌフ橋】
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 歩き続けて、リュクサンブール公園に到着。雪が残っていて入れない場所が結構ある。

 池が凍っている。氷の上を歩くカモメがいる。日が当るベンチを見つけて、少し暖まった。


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 良い日曜日だった。

 

 

サン•メリ教会の悪魔

 パリのサン•メリ教会(L’église Saint-Merri または Saint-Merry) に、悪魔がいるーと、知ってましたか?

 

 故澁澤龍彥先生が「秘密結社の手帖」(1984年発行)の102ページで書いています。

「パリのサン•メリ教会の正面入口に、醜怪な悪魔の浮彫があるが、ひとびとの語り伝えるところによると、これがテンプル騎士団のバフォメットだそうである。ただし、この俗説の裏付けになるような歴史的資料は、まだ発見されていない。その浮彫の像は、背中に二枚の翼を有し、胸に大きな乳房を押し垂らし、両足を組んで坐っている。じつに醜悪な容貌をした悪魔である。二人の天使が、悪魔の左右にはべって、香を捧げている。」

 

 見に行ってきました。パリ4区のポンピドー・センター近くの教会です。


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 おお、見つけました。確かに正面入口で見上げると、尖頭アーチの頂点に君臨しています。


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 背中に二枚の翼があって、胸に大きな乳房があって、両足を組んで座っている、のは確かですね。角もあります。私には醜悪な容貌をした悪魔というよりも、ちょっとお茶目、可愛らしくも見えました。

 

 フランス語でも、少しネット検索してみました。

 

https://www.pariszigzag.fr/secret/lieux-insolites/le-diable-veille-sur-leglise-saint-merri

 

 3年前に書いたこの方のブログは、テンプル騎士団のバフォメット説を否定し、19世紀の修復の際に作られたものではと言っています。

 

https://www.routard.com/reportages/cid133838-les-mysteres-de-paris.html?page=3


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 ルター(routard)というフランスの有名な旅行ガイドブックのサイトの説明は澁澤先生と同じ意見です。やっぱりこれは、悪魔のようです。

 
 「醜い、あごひげを生やした、角のある、山羊の頭とコウモリの羽を持つこの淫婦」と説明していますが、私には「山羊の頭」には見えません。「コウモリの羽」とも思っていなかった。写真がボケていて、あごひげも良く見えていなかったけれど、「秘密結社の手帖」に掲載されている写真を見ると、あごひげがはっきりしています。

 

 ルターのサイトの説明によると、一部の歴史家によると、錬金術師と関係があるという説もあるそうですよ。そう言えば、この近くに中世の錬金術師とも言われるニコラ・フラメル(Nicolas Flamel)の家(51 Rue de montmorency)

がありますね。パリで最古の家とも言われています。

 

 ウンベルト・エーコの小説「フーコーの振り子」(1988年)の中にも、バフォメットを思わせるこの彫像について書かれた箇所があるようです(ルターのサイトとウィキペディアフランス語版より)。この小説はテンプル騎士団を扱っています。フーコーの振り子も、ここからそう遠くないパリ工芸博物館(Musée des Arts et Métiers)にありますね。


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ストラヴィンスキーの向こうにあるサン•メリ教会】

 

   サン•メリ教会自体も、歴史のある重々しい教会でした。

 悪魔ですか? バフォメットですか?ー教会の人に聞いてみようかな?


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【サン•メリ教会内部】

 

テンプル騎士団に関する関連記事

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3

松岡正剛の千夜千冊「テンプル騎士団」レジーヌ•ペルヌー

https://1000ya.isis.ne.jp/0477.html

イルミナティとは?

 今月5日から、ドキュメンタリー映画"イルミナティ 世界を操る闇の秘密結社 " が日本で公開されている。

 

"映画「イルミナティ/世界を操る闇の秘密結社」公式サイト 2021年2/5公開" https://illuminati-movie.com

 

 映画の内容や感想は他のサイトや予告編動画に譲ろう。このドキュメンタリー映画は昨年6月にアメリカで公開されていて、評価は真っ二つの印象だ。

 

 フランスでは映画館は3ヶ月以上閉まったまま。映画館で映画を見ることもできない日々だが、新型コロナによる一回目のロックダウンで時間が急にできて、いろいろネット検索していた昨年4月ごろ、私が1番探しまくったのが、この"イルミナティ"についてだった。

 

 YouTubeで新型コロナ関係のことを検索していて候補に上がる動画を見ていて「イルミナティ」と検索して探したわけではないのに、良く見るようになったのが知ったきっかけだと思う。

 

 YouTubeでは、プロビデンスの目の画像やOKサイン、片眼を出すサインなどをしている芸能人、1ドル札に畫かれたピラミッドと一つ目のマークを示しながら、都市伝説としてオカルトとして、バラエティー番組のようなノリで説明していることが多かった。

 

 レディ・ガガなど芸能人の晴れやかな姿、おどろおどろしい現代アート、少し怖くなる音楽とともに出典も明らかにせず感情に訴えてくる動画もあった。

 

 一方で、ときどき宗教関係(牧師によるもの、ユダヤ教、仏教関係など)のYou Tubeも見るようになり、キリスト教プロテスタント系のYou Tube動画で、政治に絡めた秘密結社の話として、もっと深刻な話として「イルミナティ」について見聞きすることもあった。

 

「世界征服を目標としている小さいが強力なグループがある。今日、自分たちの存在を

メディアを通して、そのシンボルや彫刻や記念物を見せつけ、大衆にアピールしている」そんな解説の動画だ。

 

 キリスト教宣教センターのYou Tube動画「フリーメイソンイルミナティ」世界を動かす秘密組織

https://youtu.be/_s5MKRrpgs8

 

 

 私は感情に訴える映像よりも活字で読んで考えたいタイプなので、自分なりに活字を探した。

 

 ウイキペディアで読むと、イルミナティは、イエズス会の修道士だったインゴルシュタット大学教授のアダム・ヴァイスハウプトが1776年に創設した秘密結社で1785年に解散したーということになっている。

 

 だが、陰謀論者と呼ばれる人たちの本では、イルミナティは、現在も続く秘密結社として語られて来た。

 

 そして、私は、故太田龍氏の翻訳した2冊が現代版イルミナティの入門書だろう、と思っている。

 

イルミナティ 悪魔の13血流―世界を収奪支配する巨大名家の素顔』フリッツ・スプリングマイヤー著、1998年、ベストセラーズ

 

イルミナティ― 世界を強奪したカルト』成甲書房、2009年 ヘンリー•メイコウ著

 

この2冊である。

 

 フリッツ・スプリングマイヤーのインタビュー抜粋しよう。

イルミナティとは何者ですか?

「イルミナテイは世界を動かし、扇動している組織です。血流で結びついたエリート集団で、私は部族や一族と呼んでいますが、主な血流が13有ります。いわゆる『同世代の悪魔主義者』で、何世紀にもわたって秘密の魔術を実賎し、独自の信仰を次の世代へと伝えています。表と裏の顔を持っていて、表向きの活動とは別の、知られざる活動を行なつているのです。この秘密活動の全体像に迫ることのできた人はごくわずかです。

 頂点に立つ13の血流というのは、アスター、バンディ、コリンズ、デュボン、フリーマン、ケネディ、李、オナシス、ロックフエラー、ロスチャイルド、レイノルド、クルップラッセルで、13番目がメログイング朝の血筋です。その他に、ヴアン・ダイン・イルミナテイの血流があります。 13番目の血流のメログイング朝はとりわけ重要で、いくつかのヨーロッパの王族が含まれています」

彼らイルミナティの目的は?

「究極の目的は、世界の注目を集める『反キリスト者』が君臨する、いわゆる新世界秩序を実現することです。それが彼らの最終的なゴールです」

 

 カナダの著述家、ヘンリー•メイコウ氏はこう書いている。

 

 「世界を征服する動機と手段の両方を持つ唯一の集団は、中央銀行カルテルのみだ」

        

 ヘンリー•メイコウ氏によると、「イルミナテイ」という言葉は「啓示の光に触れた人々」を意味し、「光をもたらす者」ルシファーの存在を示唆している、と言う。ルシファーすなわち、堕天使である、という。

 

 そういえば、最近、「光と闇の闘い」というようなこと、言っている人、You Tubeでもいますね。私は、こうした二元論は、3世紀に現れたマニ教にも通じるものとして、冷静に距離を置いてみている。

 

 そのほか、翻訳ものとしては、「悪魔に愛された女」(原題 "L'Elue du Dragon" )著者 シスター・マリー・エメリー 林 陽 訳 成甲書房 、2000年 も、イルミナティについて書いている。

 

 日本では、牧師、著作家の小石 泉(1940年 - 2014年)氏が関連の著作を残している。

 

 世界を支配している権力集団「イルミナティ13家族」と、作家で講演家の宇野正美氏は言う。

https://youtu.be/5E48E47HJF0

https://youtu.be/KGHkv1sHuqk


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【宇野氏のYou Tubeから撮影】

 

 宇野氏は、この図を説明しながら、「CFRを握る者は、アメリカの政治、経済を握っている。この下にアメリカ政府がある。国家は下の方にある」と言う。世界支配のピラミッドの頂点にイルミナティがいるイメージだ。

 

 ちなみに上の表の中で、「イルミナティ」と「300人委員会」だけが陰謀論の中にある。それ以外は実在する組織である。

 

 自分たちをイルミナティと呼んでいるのかまでは分からないけど、呼んでない気はするけれど、こういうピラミッド構造があると説明されて、あるかもしれないな、と納得する面、私はあります。皆さんはいかがでしょうか。現実問題としてお金がない者は、なかなか政治家にもなれないですしね。

 

 経済学者、トマ・ピケティの映画にもあったように、富める者はますます裕福になり、貧富の差が開くばかりですよね。新型コロナの影響でますますそうなっていて、大富豪たちはさらに資金を増やし、土地や株を安く買いたたいている資産家もいるとも聞きました。

 

映画「21世紀の資本」に関する私のブログ

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/07/11/055735

 

 作家の副島隆彦氏は陰謀論ではなく、権力者共同謀議理論と呼んでいる。権力者共同謀議があるのか、ないのか? 絶対にないと、はっきり胸を張って言える人の方がナイーブだなあ、と私は思います。

 

 作家、ベリー西村氏は、イルミナティを「ドルを自由に発行できる権利を握り、地球資産の過半数を手にしたグループ」とその電子書籍の中で、定義していた。

 

 ドナルド•トランプ前米大統領が時々言っていたディープステート(闇の政府)だとか、軍産複合体などと、関係があるものなのかもしれない。

 

 アメリカ、テキサス州オースティンにある、ゲーム製作会社・出版社でスティーブ・ジャクソン・ゲームズ(SJG)が1982年に発売した「イルミナティカード」というカードゲームが存在する。正式には「イルミナティーニューワールドオーダー」。このカードの絵柄が未来を予知していると話題や噂を通り越して騒ぎになった。とくに9•11のカードがインパクトが強く話題になった。

 

 長々と書きましたが、イルミナティについては、正確なことは分かりません。探しても探してもはっきりしたことは分からない印象。前述のようにウィキペディアを読む限り、イルミナティは、1785年に解散した今はなき組織である。

 

 一方で、ニューワールドオーダーNew World Order(新世界秩序)の概念は、もはや陰謀論ではなく、今や政治家らによって語られ、公然の物として現れ、隠されなくなっている。「グローバルな問題」を創り出し宣伝することによって国家の廃絶が必要であるという世論の形成を通じて世界統一政府を目指している、とされる。

 

 去年11月に出回っていたカルロ・マリア・ヴィガノ大司教(前・駐アメリカ合衆国教皇大使)のトランプ前大統領への公開書簡を読んだだろうか。

 

ヴィガノ大司教トランプ大統領に「人類を抑圧し」自由を破壊する「グレート・リセット」計画について警告

https://blog.goo.ne.jp/thomasonoda/e/450b38badd7b3ae8e2d372a7420d4a80

 

 「世界経済フォーラム」が、今年5月に開催するダボス会議のテーマを「グレート・リセット」にすると発表し、「グレート・リセット」の内容が、注目を集めている。「グレート•リセット」とはヴィガノ大司教が言うように、健康独裁を押し付け、

個人の自由を破壊するものなのだろうかー。既に、新型コロナの影響で少しずつ自由を失いつつある。


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映画映画「イルミナティ/世界を操る闇の秘密結社」について

https://cinemarche.net/column/shinin-26/#i

 

もっと知りたい方のために(翻訳本が手に入りにくいので、ブログで読めるまとまったものを集めました)

 

イルミナティ 世界を強奪したカルト」より
人類を支配しているのはサタニストたちか ヘンリーメイコウ 太田龍
https://sites.google.com/site/sugimotweb123new/zakki-chou-01/iruminateinotop/02ren-leihasatanisutoni-zhi-peisareteiru

 

https://sites.google.com/site/sugimotweb123new/zakki-chou-01/iruminateinotop/09xin-shi-jie-zhi-xu-soreha-shenni-duisuru-yin-mou

 

秘密結社スカル&ボーンズとは何か

https://note.com/tyakapoko/n/n5c8ddc96c416

シェルバーン一族 スイス

https://note.com/locates/n/n445ebae9a12c

 

イルミナティについて暴露2017年

https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201709_post_14285/

参照記事

- Wikipedia" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F#:~:text=%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%9B,%E3%81%AE%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A7%A9%E5%BA%8F%E3%82%92%E6%8C%87%E3%81%99%E3%80%82

 

参照You Tube

コロナ陰謀の表と裏

https://youtu.be/rme_lN7Zr1M

モンマルトルの丘から屋根に雪の残るパリを眺める


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 雪が残るパリ。モンマルトルの丘に登って、パリの街を眺めてみた。

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 屋根に雪が残っている。モンマルトルの丘の公園Square Louise Michelは、閉まっていた。


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 上るとそこそこ人がいる。大道芸を見せる人もいた。
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 ネットでモンマルトルでスキーをしている人を見たが、さすがにスキーしている人はいない。

https://www.leparisien.fr/video/video-neige-a-paris-a-skis-ou-sur-les-pneus-ca-glisse-un-peu-10-02-2021-H7HXQLVOUBFZRG2OU7OTA4XBGQ.php
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 階段を下りて帰路についた。


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 ワラスのフォンテーヌも、凍っている。凄く寒い。寒いを通り越して、からだが冷たい。

雪の日のパリ散策

 雪のパリ。マイナス3度。一緒にお散歩しませんか?

 寒い?滑る?では、温かくして、写真だけお楽しみください。
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 左岸の地下鉄サン・シュルピス駅から歩き始めました。背景にモンパルナスタワーが見えています。寒いので、持ち帰りだけで営業しているカフェで温かい飲み物を頼んでいる人もいました。



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 サン・ジェルマン・デ・プレ教会の前を通りました。久しぶりの青空が眩しい。


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 サン・ジェルマン教会の横の庭で、高校生か中学生くらいの子どもたちが雪合戦していました。


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 ボナパルト通りを歩きました。(この通りにある日本のブランドlupiciaで、紅茶を購入しました)。個人の邸宅が開いていて写真を撮影しました。車にも雪が積もっています。


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 こちらは、パリ国立高等美術学校です。著名な芸術家お二人も雪の帽子をかぶっています。


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 セーヌ川に到着しました。


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 対岸の大きく長い建物はルーヴル宮です。

 


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 セーヌ川の水かさが増しています。船の屋根にも雪が積もっています。
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 芸術橋を渡ります。橋の上では英語で話しながら撮影している撮影隊がいました。


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 右手に、この景色を見ながら、芸術橋を歩いて行きます。

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 話には聞いていたのですが、川沿いの遊歩道が水に沈んでいます。ゴミ箱が水に沈んでいます。遠くにエッフェル塔

 

 フランスでは最近、Lot et Garonneというボルドートゥールーズの一帯を中心に洪水で浸水被害が出ています。


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【フランスのLot et Garonne地域の被害を伝えるテレビのニュース。数日前】


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 パリのセーヌも橋の近くまで水が迫っていてちょっと心配になりますね。ベンチの足も水の中です。


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 木の根元も水の中…。


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 それでも、水面に映る太陽の光が美しくて、つい写真を撮りました。

 

 右岸に到着し、建設中のサマリテーヌデパートの前を通りました。

 

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 窓ガラスへの建物の反射が素敵ですね。新しい現代建築が近く登場しそうですね。楽しみですね。


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 歩いていると、水飲み場のようなものを見つけました。La fontaine de la Croix du Trahoir というようですね。

 

https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Fontaine_de_la_Croix_du_Trahoir

 

 最初の泉は、1529年に、フランソワ一世の下に建設されたそう。凄く悪い状態だった泉をルイ16世が再建築するよう命令し(写真にある説明板でラテン語で記述)、1776年に、Jacques-Germain Soufflotが建てたものだそう。1925年から歴史建造物に指定されている。

 

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 フォーラム•デ•アール近くのイノサンの泉の近くを通りました。周辺までまだ雪が残っていました。青空が反射したのか、雪も水色がかって見えますね。


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 ストラヴィンスキーの泉は、泉の水が凍っています。
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 こっちに来ると、泉の氷は割れていますが、この水、冷たそうですね。この氷水の中にいるニキ・ド・サンファルの彫刻を見ているだけで、からだが冷えます。

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 ポンピドー・センター近くの広場です。雪が降っていると、いつもと違った静謐な美しさがありますね。

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 ポンピドー・センターは、工事中です。

 

 雪の中、青空の下のパリ散策はとても素敵な時間でした。ですが、からだが冷たくなってきました。そろそろホットチョコレートでも飲んで暖まりたいですね。

印象的な曲線 フランス共産党本部の建物

 世界的建築家オスカー・ニーマイヤーOscar Niemeyer(1907-2012)が設計したパリの建築物。それは1965年に建設が開始され、1980年に完成されたコロネル・ファビン広場(Place du Colonel-Fabien 19区)にある、フランス共産党本部の建物だ。

 

 現在は新型コロナのため建物には入れないが、外から見ても曲線をたくさん使った設計が印象的だ。


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 秋の文化遺産の日に中を見学したことがある。

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共産党本部内部の写真

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【上の2枚の写真は2018年9月に撮影】

 約一ヶ月前ル・アーブルに行ったときも、ニーマイヤー設計の文化施設があり、夜と昼で表情を変えるその建物が印象的だった。


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 1960年代から1980年代中盤にかけてのブラジルの軍事政権下においては左翼的な政治志向が嫌われたため、ニーマイヤーはブラジルでの設計活動を禁止された。ニーマイヤーは、1967年、フランスのパリに亡命に近い形で住み着く。その後の20年程はフランスを活動の拠点として、フランス、イタリア、アルジェリアなどで設計を手がけた。1985年の民政復帰後はブラジルに戻って設計活動を再開した。

 

"オスカー・ニーマイヤー - Wikipedia" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC