パリ徒然草

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パリの近くの自然に元気をもらう。外出制限で疲れたよ

 パリから電車で30分以内、元気になれる場所を見つけた。

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 コンフィヌモン(外出制限)によってストレスが、知らぬ間に溜まっていたようだ。マスクをする時間が長くなって空気がよく取り込めないのかもしれない。

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 物を落としたり、飲み物や油をこぼしたり、からだのあちこちを打撲したり、路上で躓いたり、コンロでプラスチックの袋を溶かしたり、疲れてるのかな、というサインがいくつもあった。私の場合、部屋が狭いので、常に工夫しないと生活できない。そのこともまた、一つの疲れを産んでいるのかな、と思う。

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 例えば、外出制限の1番厳しかった時期に絶対にできなかったことは、大規模な整理整頓や衣服の入れ替えだった。もちろん壁の塗替えは絶対に無理。

 考えてみてください。本当に狭い部屋に物もあって、2人の人がいて整理整頓始めたら...? だから外出制限が緩和されて、1人が外に出かけられるようになってこそ、家の中での整理整頓もできるようになった。

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 上記のことは一つの例だが、それと同じようなことが、いくつもあって、知らぬ間に疲れを溜めたのだろうと思う。外出制限の厳しかった2ヶ月間は毎日ラジオ体操をする(時々、天井や家具にからだのどこかをぶつけたりしながら)などの努力もしたが、それでもエコノミー症候群予備軍とでも言おうか、血の巡りが悪くなった気がする。

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 とにかく広々とした自然の中に行きたい。そんな願いを叶えてくれる場所はどこだろう。マルヌ川沿いの自然の中を1人で歩いてみた。こんなに近くに野生的な自然があるんだ、と発見だった。

 地下鉄やバスで30分移動しても公園には行けても、ここまでの自然に出合えない。でもRER(近郊列車)の30分は、自然に連れて行ってくれる。

 波動が高くなるためにした方がいいと言われることに以下の4つがある。

1,大自然の中にいる
2,からだを動かす
3,水の力を利用する
4,太陽の光を浴びる

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 これら4つを一度にできた。5つ目に音楽を聞くというのもある。ヘッドホンをして好きな音楽を聞きながら歩くのもまたさらに効果があるだろう。でも私の場合、電子機器から遠ざかり、BGMは、鳥のさえずりだった。

 川沿いを歩くだけで癒やされる。鳥たちの動きを観察したりする。
 新型コロナウイルスによって気づいていないだけで疲れが溜まっていませんか。近くの自然、何の変哲もない場所に行くだけでいいと思う。鳥のさえずりに、耳を澄まし、深呼吸しよう。光を浴びながら歩くだけで、パワーがもらえる気がする。

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追記
写真はすべてRERのP線にあるLagny-Thorignyの駅から徒歩で1時間以内にて