パリ徒然草

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パリのすべての公共空間でマスク着用義務開始

今日8月28日の午前8時より、パリ市と、その周囲3県(セーヌ=サン=ドニ県、オー=ド=セーヌ県、ヴァル=ド=マルヌ県)の公共空間でマスク着用が義務付けられた。歩行者はもちろん、自転車、バイク、トロッティネットなどの個人の乗り物を利用するときもマスクを付けなければいけない。外を歩く限り、90%以上の人がマスクを付けて歩いている。本来は付けていないと135ユーロの罰金だけどね。

 今日は、日本食レストランで食事したり、カフェに行ったりしたが、途中、激しい雨が降って来たうえ、出かけている間中、マスクをつけ続けなければならない。帰ってきて、外に出かけることが疲れるな、と感じた。

 公園ですら、人がいようといなかろうとマスク着用義務。困ったものだ。

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【パレロワイヤルもこんなに人がいなくてもマスク着用義務がある】


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【パリに帰ってすぐ日本食レストランに行ってしまった。「やすべえ」さん、ありがとう】

 実は旅行から帰ってくるパリの地下鉄で、早速、子供たちに囲まれてスリに遭いそうになった。スーツケースを抱えた私は、在住者ではなく、観光客に見えていたことだろう。

 26日少しパリを歩いて、あまりにも通りに人が少ないことに驚いた。一方で、レストランは道路や教会の一角にはみ出し、太陽が大好きな客を惹きつけている。歩行者としては歩きにくいが、そういう商魂逞しさが少しほっとさせる。このテラス席の許可は来年の6月30日まで延びることになった。

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【テラス席でいただく“えびすEBIS”の担担麺】

 スリやカフェのサービスの態度の悪さ。。。帰ってきたばかりなのに、夫がパリにうんざりしている。私は、コート・ダジュールで頂いたパワーの貯金があるので、まだまだ余裕で人間観察を楽しんでいる。

 パリは美しい。どこにいても、いろいろあるのは同じの気がする。

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