パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

春爛漫 公園でのんびり

 去年の4月29日に書いた日記↓を読んだら笑えた。

 

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/04/29/204435

 

 パリ右岸に住んでいる私。1ヶ月と12日間、左岸に足を踏み入れなかったと書いてある。1キロ圏内で生息していたようだ。

 

 日本食品店に買い物に行くという外出証明書を持って出掛けたが、結局店は閉まっていて何も買えていないのに、やたらと喜んでいる。セーヌ川でわー、セーヌだあ、と写真を撮って夫に、観光は辞めろー、と怒鳴られている。

 

 自分が住んでいる地域は、ゴミは舞うし、救急車、パトカーのサイレン、霊柩車を見かける、そういう状態だった。あー、左岸は美しい。良かった~。パリは美しかった。

 

 井の中の蛙だったのねー。

 

 その後、去年5月25日に、わざわざシャンゼリゼエッフェル塔近くの公園を、開いている公園として紹介している。去年3月半ばから、それ以外のほとんどのパリの公園は閉まったままだったのだ。うーむ。厳しい措置だったなあ。

 

5月25日の日記

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/05/25/070501

 

 6月4日の日記を読むと、5月30日からパリ市の公園が開いたことが分かる。2ヶ月半閉めていたのだ。

 

6月4日の日記

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/06/05/191307

 

 去年3月に始まったコンフィヌモンのときに、私はフランス政府を批判していた。イギリスでは、公園開いているのに、なんでフランスは公園閉めたの???

 

 日本でも当時から新型コロナウイルスの感染は、ほとんど室内と言われていた。

 

 今回の3回目のコンフィヌモン(ロックダウン)は、2回目に続き、公園が開いている。2回目のコンフィヌモンは時間制限があったが、今回は10キロメートル内なら、時間制限なしに、出かけられるようになった。良かった。

 

 ああ、春の公園こそ、神の救いだ。


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 私も、夫も、夫の家族も、宗教施設への執着はない(去年と違って今年は、宗教施設も開いている)が、公園や自然は生活に必須ってタイプ。かと言って誰も、土のある庭を持ってない。持っている人は、パリでは少数です。

 

 持っているもの、許されていることを最大限に活用して、楽しんでいよう。

 

 ってことで、春の公園を楽しんでいる。

森に、一人で、行くことはできないが、公園なら、一人で行ける。


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 安全と安心というものがあって、10キロ圏内なら、どこに行ってもいいですよーと言われても、10キロ圏内でも、自分が安心できないから行きたくない所もある。そして、トイレ問題もある。


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 フランスの自動で洗浄する公衆トイレが私は、超苦手です。以前に閉じ込められて、水浸しになった経験があって、中に、入れない。。。泣きそうな気持ちでしか入れない。

 

 あ~あ~。トイレの最後の頼みの綱の図書館も閉まってしまった。


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【4月24日まで閉まっていると書かれた図書館の貼り紙】

 

 ってことで、出掛ける場所がとても、とても、限られるー。


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 でも、メゲません。自然が大好き。花より動物より、木が好きです。


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ヴァンセンヌのパリ花公園には、孔雀もいる】
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 だから天気のいい日は出掛けています。春ですよー。


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