2021年5月18日、南仏リル シュル ラ ソルグ(L'Isle-sur-la-Sorgue)を後にした。後ろ髪を引かれる思いで。
リル シュル ラ ソルグ。なんて、美しい響きだろう。その綴りを入力するのが難しい名前。直訳すると、「ソルグ川の島」。その名の通り、ヴォークリューズの泉から流れ出すソルグ川の支流に囲まれた町。運河のように水が流れているが、その水が本当にきれい。
とても美しくて、川の流れに心洗われる町。町中マイナスイオンで溢れている。どんな恨みつらみも、この清流が流してくれそう。
明日から始めるレストランのテラス営業に向けて、忙しく働いている人も多かった。でも、観光客が多くない、アンティーク市もなく、人が多くない、この町で、ただ、のんびり過ごすのも、ある意味、贅沢だと、思った。
数日前にパリを出発し、プロヴァンスにいる。旅行記は、いつかまとめてどこかで書こうと思うが、今のところ、リル シュル ラ ソルグがお天気も良く、一番良い時間が過ごせた。