パリ徒然草

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食卓にフォアグラ、鴨肉 

 フォアグラが好きだ。

 フォアグラは日本では高級品かもだが、フランスだとスーパーで探せば5ユーロくらいから手に入る。クリスマス時期だとありふれていたのだが、少量のフォアグラが見つからず、少し遠くのスーパーで100グラム7ユーロ(910円)でゲット。

 今回は、フォアグラをパン・デピスと合わせた。エピス (Épice)はフランス語で香辛料を意味する。直訳すると「香辛料を使ったパン」だが、甘いお菓子だ。スーパーでありふれたお菓子。BIO(有機栽培由来)のBjorcというメーカーのパン・デピス300グラム約2ユーロ(260円)を買っていた。美味しくてコスパいいと思う。

 さらに、Muscadorという発泡酒2.55ユーロ(331円)と合わせよう。

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 やっぱりフォアグラ美味しい。パン・デピスとも合う。muscadorとも合う。美味しくて酔っ払う。


 メインデッシュは鴨のオレンジソース。

 鴨は焼き加減が難しい。レシピがあるとは言え、鴨肉の厚みによっても、調理器具によっても違う。

 今回は、フライパンで皮目10分、裏返して6分、蓋をして焼き、さらにアルミホイルに包んで15分。もう十分焼いただろうと思って、ナイフで切って夫に見せたら、夫に「まだ、赤い。もう少し焼いて」と言われた。

 ネットの鴨肉のレシピの写真ってこれくらいだけどなあ、と思いつつ、さらに3分焼いた。

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 食べると、焼きすぎて少し硬い。ソースは美味しかった。夫もお皿のソースをパンですべて食べてくれていた。

レシピはこちら 
https://cookpad.com/recipe/2383328

 今回思ったのは、LABEYRIE社の鴨やフォアグラがコストパフォーマンスが良さそうだということ。LABEYRIE社は、フランス南西部のランド地方に1946年創設したメーカーだが、モノプリなどのスーパーでも簡単に手に入る。鴨肉は6ユーロ(780円)くらいからで、パッケージの後ろに焼き方が書いてあって、その通りに焼くと失敗も少ない。

 デザートはミシャラク•パリで買ったマンゴーのムースケーキ。
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 酸味がある爽やかなケーキで鴨肉の後にぴったりだった。