節分の豆まき。日本だと簡単に買える「福豆」をパリでは買うことができなかったために、2日遅れて昨日、再開催しました。
一応、2月2日も、鬼👹のお面を手書きで作って、鬼のお面を被り、家の中で代わりに買ってきたおかきの小袋を投げて「鬼は外 福は内」と叫びました。でも、大豆を食べないと、節分が終わった気がしません。
【福豆の代わりに投げた亀田製菓のおかき】
ないなら、作ろう。
これは外国に住む者の鉄則です。
2日にパリの京子食品はじめ3軒のアジア食材店に行ったのですが、福豆が見つからず、翌日ビオのお店で大豆を買ったのですが、その大豆の注意書きとして12時間水につけるよう書いてありました。大豆のお値段は1キロ約5ユーロ、私が買った量だと、70サンチームくらい100円以下でした。
【ビオのお店で買った大豆】
結局、大豆を約1日水につけていました。
人生で初めて大豆を煎りました。初めてのことでレシピもたくさんあって、どのレシピにするか悩んだのですが、下のブログを読んで、200度のオーブンで、40分焼くレシピにしました。
"実験!煎り大豆くらべ。水に浸すのとそのままとオーブンとフライパンと。 by さくちゃんさん | レシピブログ - 料理ブログのレシピ満載!" https://s.recipe-blog.jp/profile/31838/blog/14022076
理科の実験のようにいろんなレシピを試してくださっているブログはとても助かります。
水を切ってオーブンの天板に並べます。
約40分後がこちら(焼く間に一度豆を裏返しました)
焼き上がったものを食べると、香ばしくて美味しい。
今年は何故か、凄く節分を祝いたくなりました。フランスではロックダウン、夜間外出禁止令など家に籠もることが多い日々なので、家の中に溜まった邪気を払いたかったかもしれません。最近、お線香もしばしば焚いています。
夫とともに2人とも年の数以上の大豆を食べ、フランス語のウィキペディアの「節分」と「恵方巻」について読み合いました。最近はフランス語でも日本文化について私が知らないことまで、十二分に解説してくださっていて恐れ入ります。
"Setsubun — Wikipédia" https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Setsubun
恵方巻というものを私は日本で食べていませんでした。ウィキペディアのフランス語版で初めて知ることが多かったです。巻き寿司の具を7種類入れて作ったのですが、良く考えず、巻き寿司を包丁で切ってしまいました。
一本丸々一人で食べるのが節分の恵方巻の食べ方だったと後で知りました。今年は南南東を向きながら、食べるべきだったようですね。来年はそうします。
稲荷寿司も美味しい。お寿司は、Kマートというアジア食材店で、処理してあるエビなどを買ってきて、酢飯を自分で用意しました。福豆は買えなかったけれど、パリにもそういうお店があって便利です。
巻き寿司や稲荷寿司はお昼のお弁当にもなるから、いいですねー。
ちなみに昨日のお昼は、ハンバーガー風バゲットのサンドイッチを作りました。