パリ徒然草

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帆立貝のパスタ、鯛の煮付け、海老のあんかけ焼きそば…鍋にも挑戦 魚介満載の食卓

 魚屋さんをのぞくと、お魚のお値段が先週よりも上がっていた。クリスマスを前に、お値段上がっているのかもしれない。お肉と違って、魚の値段の変動は激しい。

 この2か月、魚屋さんでパリにしては比較的安い魚介類を購入し、調理し、そして、どれもかなり美味だった。

 去年絶賛した帆立貝とキノコとほうれん草と生クリームのパスタ。今年も、帆立貝が1キログラム8ユーロのときを狙って購入。買い物のその瞬間から料理は始まっていると思う。

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 やっぱりおいし~い。

去年、このパスタ作ったときのブログ↓、レシピあり
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/01/24/060403

 パリで簡単に買える魚と言えば鯛である。1キログラム20ユーロくらいから買える。私は先日、1キロ16ユーロ、一尾10ユーロで買った。そして、鍋を作ってみた。

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 結論から言うと、私は鯛の鍋はあまり好きではなかった。やり方がまずかったのかもしれない。あるブロガーさんは、鯛をコンロの火で焼いた後、鍋に入れていた。それは我が家では無理。電気コンロで炎は上がらない。鯛は次は鍋にはしないと思う。

 ミツカンのゆずぽんは買って良かった。鍋が一気に日本的になった。

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【鯛鍋の食材】

 日本の鍋をフランスで作ろうとすると魚以外の材料を揃えるのも、それなりに大変だ。多くの食材はオペラ地区で手に入るが、できるだけ安く仕入れようと、椎茸は八百屋で買うなど、東奔西走した。


 鍋のシメのおじやにも、ミツカンゆずぽんとゴマをかけた。

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 鍋用の魚が何がいいかはもう少し、研究が必要みたいだ。去年使ったヒメジやスズキの方が鍋には合った気がする。

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【去年作った鍋】

 残った少量の鯛を翌日、生姜の入った煮つけにしたら、簡単だし、美味だった。(つまり、鯛は相当に新鮮だった。)これまで鯛でムニエルなどいろいろやってみたが、煮付けだと、材料も家にいつもある物ばかりだし、拍子抜け。次からは鯛は煮付けにしようと思った。(写真撮り忘れ)

 私の周りには、魚の煮付けが嫌いな日本人が多いのだが、フランス人の夫は煮付けを大絶賛した。ラッキー。家族で同じ味の趣味だと助かるなー。


 魚屋で最も安く買える魚はサバである。
私は秋にサバ一尾約2ユーロで買ったこともある。

 王道のサバの味噌煮。

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 そして、魚屋でエビ(茹でてある)を4尾だけ買ったりもできる。2ユーロ払って安いと思っていたらスーパーで売っているエビは20尾くらいで2.5ユーロで賞味期限も長い。魚屋のエビとスーパーのエビ、どう違うのだろう? この賞味期限の長さは加工処理をしているのだろうか。

 それはさておき、魚屋で買ったエビを使って、あんかけ焼きそばを作ってみた。エビはとても新鮮。そのエビが入るだけで一気に豪華になる。

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 年末も、私が買いたくなるお値段のお魚に出会えますように。

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