パリ徒然草

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新型コロナの薬㊦ 食べた食事と良かった食材

 新型コロナの症状が出て、自分が食べた物を振り返った。医食同源と言おうか、食べることができた物も一種の良くなるための薬のようなものだと思う。

 

1−2日目 発熱、腹痛、吐き気で、何も、食べられなかった。水だけ飲んだ。フランスのスーパーで買える温めるだけのトマトスープを飲もうとしたが、それすら飲めなかった。

2−3日目 そばを茹でた。いつも通りの量を茹でたら、あまり量を食べることができず2日間食べ続けた。かけそば。ポワローネギ、SURIMIという名で売られているカニカマ入り。かまぼこは日本食材店まで買いに行かないといけないが、SURIMIは普通にスーパーで買える。

3−4日目 夫がツナとポワローネギとパプリカの醤油パスタを作り、2食いただく。

5日目 JUJIYAの弁当。コロッケとレンコンの煮物がありがたかった。レンコンはフランスでは、日本食材店など特定の場所でしか手に入らない。トンカツや唐揚げは食べることができなかった。

6−7日目 さつまいも(patate douce)のオーブン焼き そうめんとカブの味噌汁。どちらも凄く美味しい。そうめんの味噌汁、普段食べないが、美味しい。

7−8日目 白菜、ポワローネギ入り湯豆腐 近くの中華食材店で1ユーロで大きな豆腐が手に入って助かった。2丁お世話になった。

8−9日目 うどんを茹でた。ポワローネギ、SURIMI入りのかけうどん。チャンポンスープにうどんを入れ、具は豚コマとレタスの日もあった。

10日目 親子丼

10−11日 鶏肉、白菜、豆腐、ポワローネギ入り鍋、その後、卵入り雑炊

12ー13日

カブと鶏肉入りカレーライス カレーについては、喉に、刺激があるので、まだあまり良くなかった。辛い物は、喉が痛い間は避けた方が良い。

 

 新型コロナの患者は閉じ込められ自分で食事を作れないイメージがあるが、食べたい物を自分で作ることができて助かった。とにかく普段以上に日本食が食べたくなった。夫は作れないので自分で作るしかない。普段はうどんを食べないのに、急に強烈に食べたくなった。他に餅も食べたくなり、夫にお願いして京子食品で買ってもらった。上に書き忘れたが、雑煮も何度か作った。

 ちなみに、下の写真がスーパーで売っているSURIMI。

 私の場合、喉の症状が酷かった。特に喉に良かった食材をメモしておく。

1,洋ナシ(フランス語でPoireポワール)

 洋梨は喉に最強の食材だと思う。オーブンで焼いてもよし、コンポートにしてもよし。でも生のままで美味しく、食べられて病気のときはありがたい。

2, はちみつ(フランス語でMielミエル)

 夜中喉が痛すぎて眠れないとき、熱いお湯に溶かして、ホットはちみつを飲んだ。

3, カブ(フランス語でnavetナヴェ)

 なぜだか、カブが食べたくなった。ポワローネギも煮て食べていた。この2つはパリでもスーパーでもBIOの店でもどこでも買える。一方、白菜は中華食材店、日本食材店、一部の八百屋など、店が限られる。

4, 豆腐

 KANAEという日本食材店や中華食材店でこれまで90サンチーム(1ユーロでおつり)で、上の写真の豆腐を買っていた。中国の会社がフランスで作っているようだが、BIOで買うTOFUと違って、絹豆腐のように柔らかくて気に入っている。今回、家の近くの中華食材店で1ユーロでこの豆腐の1.5倍の大きさの豆腐を見つけた。味もほぼ同じ。ラッキー。

5, そば、うどん、そうめんなどの麺類

【写真の麺類すべて京子食品で購入】

 はちみつと麺類は買い置きしていて良かった。

 

 フランスに住むようになってから、朝食は夫と同じように、主にバゲットとコーヒーだったが、コロナ発症後、この2つを受け付けなくなった。初期は朝食は水かジュースだけ。4日後くらいからスーパーで買ったパン・ド・ミー(食パン)を食べた。オレンジジュースが飲めなくなり、ネクターのようなミックスジュースを美味しく感じた。緑茶や抹茶も飲んだ。2週間以上経った今も、コーヒーが飲めず、牛乳とチョコレートを使い鍋で作るホットココアを飲んでいる。

【鍋で作るホットココア】

 

【はちみつレモンも作ってみたが、レモンの刺激が強すぎた。柑橘系は喉には辛いことがある】

 

 私の場合、まだ、上咽頭炎が残っているかもしれないので、この体操がいいらしい。

いいね体操

https://youtu.be/Ghgw6VUBboc