8月17日。2015年にヨーロッパで最も美しいビーチに選ばれたノートルダム(Notre Dame)ビーチに行って来た。
南仏イエール(Hyeres)の岬の突端、フォンデュ塔のある港から船でポルクロル(Porqeurolles)島に渡り、歩いて約50分の道のりだ。島は自動車は走っていないので移動は、船か自転車か徒歩になる。こちらは、Port-cros島の険しい獣道とは違って、舗装されてはいないが、土ぼこりの舞う平坦な道だった。自転車の人とたくさん擦れ違った。
ビーチは緩やかな円弧に沿って、とても長く、松の木の映えた景観と岩山が左右に見え、美しく、趣きがあった。平日を選んで行ったが、8月のビーチには結構な人がいた。
海水の透明度は高い。泳いで見ると、期待が高かった割には、思ったより海藻があって真っ白な砂浜を泳ぎ続けるというわけにはいかなかった。魚はほとんど見なかった。
ノートルダムビーチに行く前に、それより港に近いラ クルタード(la courtade)ビーチに行った。朝10時前に、ビーチに着いた。ここは港から20分ほどだ。まだ人は数えるほどだった。広いビーチのどこを選んでも良かった。
海の色が、エメラルドグリーンで感動する。波紋が広がる白い砂浜の光の模様の中を泳ぐ。朝なのに、水温も問題ない。泳ぎながら山の頂きの城塞も見える。とても良いところだ、と感動していた。
船で帰路に着き、船着き場で、無料配布しているle Var県が発行している雑誌をもらった。その雑誌に、ポルクロル島で、一番美しいビーチはアルジャンビーチ(plage d'argent)と書かれていた。白い砂浜がすばらしい、と。
えーっ、ヨーロッパ一美しいより、美しいビーチがあの島には、あったの? 次は、そこに行かなきゃ。
【県発行の雑誌より。島で一番美しいビーチを紹介しているページ】