美味しかったので、紹介します。
久々においっし~!!!!☆となりました。鯛のシャンパンソースなんか目じゃなかった。ソースが美味しかったです。
帆立貝とキノコとほうれん草のクリームパスタです。
たまにはこういうこともあるもんだー、というくらい美味しかったです。やっぱり、フランスの乳製品が美味しいのでしょうね。それに、帆立貝もお魚屋さんでその場で捌いてくださって新鮮でした。
フランスのイル=オー=モワンヌ (Île-aux-Moines、モワンヌ島)に行ったとき島で買ったアサリ貝やムール貝で魚介のトマトソースパスタを作ったときと比べても断然美味しかったです。
野菜もキノコも、ビオ(有機栽培由来)のお店で買いました。ちなみにマッシュルーム(champignon de Paris)が一個しか残ってなくてそれを買ったら1個で1ユーロ(126円)しました。しばしばカルフールでビオでない一箱(200g)1ユーロのマッシュルームを買うので、やっぱりお値段違うなあと思いましたが、ときどきビオの野菜を買うとびっくりするほど美味しいことがあります。
でも、1番は帆立貝から出汁が出るのでソースが、美味しい、これに尽きる気もしました。
写真はこれしかないですが、帆立貝はこの後、もう少し焼き直しました。日本のサイトのレシピで作ったら、帆立貝は結構後の方にフライパンに入れるレシピで、個人的には、もっと焼くほうが好きでした。こうしたレシピは、ホタテと言っても、一個一個大きさ違うので、レシピはひとつの目安ですよね。刺し身で食べても問題がない新鮮な帆立なので、夫はそのまま食べていました。
帆立貝はノルマンディーやブルターニュなどの海で捕れますが、漁が許可されているのは10月から4月か5月までという場所が多いよう。夫がこの帆立貝を食べながら、「イギリスのEU離脱でフランスとイギリスは帆立貝の漁の海域で揉めてきた」と言っていました。食べ物一つ取っても、国境感じますね。
確かに過去の記事を調べたら、フランス語で「ホタテ戦争」の見出しが踊っていました。2018年にイギリスの船とフランスの船が海の上で喧嘩している映像があってびっくりしました。激しい。
フランス語によるこの問題についての記事 ↓その動画も見れます。
"Brexit : Comment les pêcheurs normands et britanniques se partagent-ils la mer ?" https://france3-regions.francetvinfo.fr/normandie/brexit-comment-pecheurs-normands-britanniques-se-partagent-ils-mer-1781069.amp
さてさて、レシピは改良して、こんな感じ。
「帆立ときのこ、ほうれん草のクリームパスタ」
調理時間: 25分
材料2人分
パスタ200g(Barillaの平べったいリングイネで作りました)
帆立6個
キノコ30g(今回は生シイタケを3個使いました)
マッシュルーム 大1個
ほうれん草 80g
バター 適量
生クリーム200cc(今回私は牛乳とcrème épaisseを半々くらい使いました)
コンソメキューブ1個
ニンニク1片
塩、こしょう 少々
作り方
1,キノコ、マッシュルームは薄切りにする。ほうれん草はざく切りにする。ニンニクは薄切りにする。
2,フライパンにバターを熱し、帆立を並べる。表面に焼き色がついたら取り出す。
3,大きな鍋にお湯を沸かし、塩(水1ℓに対し大1弱程度)を入れ、パスタを茹でる。
4,パスタを茹でている間にソースを作る。
①のフライパンに残りのバターを溶かし、ニンニクを香りが出るまで炒め、キノコとマッシュルームを中火で炒める。しんなりとしてきたらほうれん草を加え、炒め合わせる。生クリームを加え、コンソメキューブを崩しながら入れて煮立たせる。
5、帆立を加え、塩、こしょう 少々で味をととのえる。火を止める。
6,器にパスタとソースを盛り付ける。
もともとサバでも買おうと魚屋に行ったら帆立貝が目について午後6時までに40分くらいしかなく急いで何を買って何を作るか考えました。以下が魚屋さんの写真です。帆立貝は殻付き1キロ9ユーロで6個で約9ユーロ(約1130円)でした。下の写真の殻付きの帆立貝をお魚屋さんが殻を取り除いてくださいます。
【パリの魚屋さんでも結構いろんな貝が買えますね。ウニも売っていました。美味しそう】
ただし、その後日本語でいろいろ調べたら、帆立貝が1番美味しい食べ方はフライだそう。そうか、じゃあ春までにフライ作ってみよう!