27日正午過ぎ、世界遺産として知られる中世都市プロヴァンに着いた。気温24度、風が心地よい。
何度も来ているので、地図なしで歩いた。
今回注目したのは、「サン・キリアス参事会管理聖堂(La Collégiale St Quiriace)」。12世紀に建築が開始されながらも、資金難のため工事が中断され、ドームは17世紀に完成したもの。
四方八方から写真を撮った。こちらは内部の写真↓
改めて見ると、あまり見ないタイプの教会建築だと思う。
ロマネスク建築のコンクのサント•フォア修道院教会をじっくり見たばかりだったので、同じ中世の雰囲気が残る教会施設を見るのが興味深かった。
12世紀建築のセザール塔↓。
何度か登ったが、塔の上からの景色も素晴らしい。
明日28日プロヴァンでは収穫祭(Fête de la Moisson Provins)がある。それも関係しているのだろうか、市庁舎付近には、花が溢れている。
収穫祭(Fête de la Moisson Provins)のポスター。1人10ユーロだが、パレードやコンサートなどのイベントが盛りだくさん。
市庁舎
中心部の広場には出店が並んでいた。
城壁に登ったり、城壁を見ながら歩く。
城壁の改修工事も前回来たときに比べて進んでいた。
こちらはお土産屋さん↓。プロヴァンの特産品の薔薇などを使った可愛らしいものが買えるお店。小さな石鹸、薔薇の香りの紅茶、薔薇の香りのバスソルトなどついついたくさん買ってしまった。
ただぶらぶら歩くだけで心地よい夏の午後。私は祭りの人混みよりも、こんな静かな雰囲気も好きだなあ。ちなみにプロヴァンの中世祭(7月)は2度参加し、中世の衣装のパレードやコンサートは素晴らしいものがあった。
プロヴァンはパリ東駅から列車で約1時間半。