明太子パスタは洋食かもしれない。和食ではないが、日本食、日本の料理だと私は思う。これを作るには、明太子が必要だ。調理は食材を買うシーンから始まっている。だって、材料がないと作れない。
日本で明太子を買って、保冷剤に入れて、スーツケースに入れて、パリまで持ってきたことも何回かあった。だけど、あるとき、明太子はパリのKマートに売っていることに気づいた。
私は明太子をKマート（K-Mart）に売っていることをこのブログに書かなかった。秘密にした。この情報を独り占めにしようとしたのだ。
売れすぎて、私が買えなくなると困るからである。実際、いつでも買えるとは限らない。ないことも多い。
最近、しばしば見かけたので、２回明太子入りのパスタを作った。９月に一度そして今日。一回目は生クリーム入り。
生クリーム入りで美味しかったレシピ
https://www.kurashiru.com/recipes/30894ac5-5c41-4826-8edc-63ab39ac4c16
今日は生クリームなしでシンプル。明太子とバターだけ。でも１人分に対して明太子１腹、バター30グラム入れた。前回よりもピンク色が濃くなり辛くなった。
これを調理と言っていいのか、というほど簡単なのに美味しい。
そこで気づいたのがフランス産のバターの美味しさだ。生クリームを入れて、さらに美味しく感じたのもフランスの乳製品が美味しいということだ。バターも生クリームもスーパーで普通に売っているものを買っている。そして、美味しいと思う。
パリで自分で作る明太子パスタはもしかして、凄い贅沢品かもしれない。日本のレストランなら、「フランス産バター入り」「フランス産生クリーム入り」とメニューに書いて、結構なお値段しそう。
そして、今気づいた。あれ～、冷蔵庫に生クリーム↓があった。ないと思ってた。今日も入れれば良かった。「フランス産生クリーム入り」にすれば良かった。
Kマートで買えるやまやの辛子明太子は65グラム6.6ユーロ。明太子パスタ２人分材料費10ユーロ以下。
