パリ徒然草

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“温泉大国”日本で極楽、極楽

 一時帰国中、この約2週間に4つの温泉に行った。露天風呂も、3つ経験した。3つとはいえ、2つは、宿泊施設にあった温泉なので夜2回、朝1回と何度も入った。

   日本は世界屈指の“温泉大国”である。数が2万7000本を越え、その湧出量は毎分約260万リットルにものぼる。しかも、42度以上の高温泉が47%を占めている。日本には3085ヶ所の宿泊施設のある温泉地があるが、その多くは火山帯に沿うように分布しているので、温泉の熱源には事欠かない。

 

 日本のような温泉施設はフランスでは見ない。フランスにも温泉はある(すっと少ない)が、それは、スパと呼ばれる水着で入る施設で、旅館併設の日本のような温泉を見たことがない。

 

 一時間貸し切りの家族湯も一度借りた。もちろん、家族湯もフランスで見たことがない。水着で入らない日本では、温泉施設は男女別だ。だから、家族湯も人気になるのだろう。

 

 4つ目の温泉施設は2回行った。一回目は友人の車で友人と、もう一回は自分ひとりで温泉施設の運行するシャトルバスを使って。

 

 この温泉施設は1,000円以下なのに、炭酸泉だとかジャグジーだとかいくつものお湯と3つのサウナがある。見晴らしもいい。凄いなと思う。フランスだと一万円以上しそうなくらい設備が充実している。ただし、写真撮影は禁止で写真は撮っていない。

 

 温泉は既に日本の文化だ。温泉でデトックス。極楽、極楽。