コアントローのエクレア(=オレンジピールの載った白いお菓子)とパリ•ブレスト(車輪のような丸いお菓子)を公園で食べた。どちらもパン屋さんで購入。コアントローはアンジェの名産のリキュール。このエクレア、中のクリームがカスタードクリーム•コアントロー入りで香りがあって美味だった。
さてさて、パリブレストはパリとブレスト間の自転車競技にちなんでできたお菓子。そして、パリとブレストの間にロワール地方、ここアンジェもあり。おなじみのパリでも、よく食べるパリ•ブレストだけれど、パン屋さんで買って2.85ユーロ。お手頃価格。パリではこの値段で買えない...。
朝食はカフェでとてもシンプルに。
カフェ・オ・レとクロワッサンいただきました。
お昼、城の見える別のレストランのテラス席で2度目のランチ。
前菜がメロンと生ハム。
選べたもう一つの前菜は、ブリーチーズを春巻き風に巻いて焼いた一品。
魚料理↑と肉料理があった。魚はmerluメルルーサ。スケトウダラに似た魚。ひよこ豆で作ったカレー味の付け合せをソース風に合わせて食べて美味だった。牛肉のステーキが柔らかくて美味だった。
カジュアルなこっちの雰囲気の方が好きな人も、いるのかも。
デザートはパンナコッタ
唯一、夫が美味しくないと不機嫌になってしまったのが夕食に食べた寿司。写真で見る見た目はまあまあですけどね。
そもそもPAKU-PAKUという名の日本食レストラン(こちらは日本人経営に思えた)に行こうと開店直後の19時過ぎにグーグルマップで探しながら行ったのだが、水漏れトラブルで閉店中という張り紙が。ショック!。お好み焼きを食べる気満々で来たのに...。
だんだん歩き疲れて近くならどこでもいいや、もし、今晩何も食べれなかったらどうしよう、という気持ちになり、日本人には納得できないであろう、日本人以外が経営、調理していそうなお寿司屋さんへ。
食べ始めた夫の不機嫌ぶりに私まで美味しくないと思えた。私も夫も、一番美味しかったのはエビスビールだったね、これなら、パリのモノプリで買うすしグルメのお寿司がいいね、という一致した感想だった。ホテル近くに、あまりレストランを見かけなくて私はお腹空かせたまま、眠らなくて済んで、助かった、ありがたい、とホッとしてもいた。
外国で日本食、寿司が広がっているのはいいけど、こだわりがある日本人や日本通フランス人、パリのオペラ界隈の日本食レストランのクオリティに慣れた人々にとって、それが楽しめるかは別問題かも。お客様はそこそこいて、皆さん満足して食べていた。
辛口でごめんなさい。