パリ徒然草

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3泊4日ドイツの旅⑩ バーデン=バーデングルメ美味しい

 ドイツ料理は美味しい、と私は思う。少なくとも私の口には合う。はっきり言って、ポルトガルやスペインに比べれば洗練されている(石が飛んできそうだが)。そしてロンドンやスイスに比べれば、高級保養地バーデン=バーデンでも、まだ手ごろな価格でも食べることができる。

 

 20年くらい前に日本の旅行会社でドイツ周遊ツアーに参加した母は、「じゃがいもとソーセージばかりで飽きた」と話していた。パリジャン、パリジェンヌたちは私に「ドイツで料理どうだった?(美味しくなかっただろう)」という言外のニュアンスで尋ねてくる。でも、相当に美味しいのである。そして、私はソーセージを1回も食べなかった(そこはある意味、残念)。

 

  バーデン=バーデンでは、2軒 とも前回来たときと同じレストランに行き同じメニューを頼んだ。

 

 一軒目がLöwenbräu Baden-Badenというレストランである。発音は分からない。グーグルで調べると、バイエルン料理店、ビアガーデンと書いてあった。

 

 ここで食べたのがSchweinshen aus dem Rohr mit Dunk-biersalice, Bayrisch Kraut & Kartoffelknödel という豚肉料理。全くドイツ語が分からないが、Schweinshenが豚肉だろうと思い、17.8ユーロとお値段もお手頃なので、初めて来たときも頼んだ。

 

 

 2年前に来たときは、冬で人も少なく、室内しか営業していなくて、その室内も人がまばら。このレストランの経営大丈夫か?と思うほどだったが、サービスも的確で料理もビールも美味しかった。

 冬の写真↑。

 中心部にあり、草花でデコレーションされ、目立っているレストラン。今回の夏は行列ができていたが、たくさん席があり、運良く、あまり待たずに席に通された。

 

 テラス席はこの通り。たくさんの人、人、人。ルノワールの絵画ムーランギャレットの世界みたいだなあ、と思った。

 

 そして、私に運ばれて来た料理がこちら。↑とっても美味しい。じゃがいもの料理も凝っている。フランスでは食べたことのない味。2回も食べたのに、詳しい料理法は全く分からない。ここで食べるしかない。分からないことを分からないままにしておくのもまたいい。ははは。

  ガイドブック「地球の歩き方 ドイツ」にバイエルンの豚肉の郷土料理として、シュバイネハクセとシュバイネブラーテンが載っていた。これと似たような料理なのだろうと思うが、正確なことは分からない。

 

 

 サービス係の女性たちの制服もドイツの伝統を感じる服装で素敵。

 

 

 そして、もう一軒はWallstreet im Hamiltonというバーみたいなお店で私は毎回カレーを食べている。このお店はカジノに近いので、いつも、カジノに着く前に行っている。

 

 前回冬に来たときは、ココナッツ入りカレーを注文した。

 内装が凝っていて、キャンドルが灯され雰囲気があった。

 今回はココナッツカレーはメニューから消えていたので、赤いカレーを注文。こちらも野菜たっぷりで美味しかった。今回はテラスで食事をいただいたが、携帯電話を忘れて、写真はない。カレーは15ユーロ程度だったと思う。