パリ徒然草

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3泊4日ドイツの旅⑧ デパートの楽しみ

 パリに住んでから10年以上の間に、イタリア4回、スペイン2回、アイルランド1回、オランダ1回、ポルトガル1回、ロンドン1回を旅行で訪れたが、考えてみれば、その際にデパートメントストア、すなわち百貨店に行ってない。ある程度の都市でないとデパートはないが、旅した際にデパートに行ってみるというのは、素敵な体験なのだ、と今回の旅で思い知った。

 

 今回は、たったの3泊4日の旅で、ハイデルベルグでガレリア・カウフホーフ (galeria kaufhof)というデパートに行った。バーデン・バーデンでは、食料品店をグーグルマップで調べて、スーパーかなあというくらいの気持ちで、Wagener Shopping Baden-Badenに行った。

Wagener Shopping Baden-Badenに売っていたパンの一部↑。

 パンの種類が豊富。

グーグルマップによるWagener Shopping Baden-Baden

https://maps.app.goo.gl/HPhmrgDHfTzbHtjeA 

 行ってびっくり。広くて清潔で品揃え豊富。日本のデパ地下のイメージである。小さなボトルのワインが1.5ユーロなど、フランスではなかなか見かけない値段で売っていた。

 

 この写真↑がアパートの窓から見える景色。

 ソーセージ、フムス(レバノン料理でひよこ豆のディップ、2ユーロで3種類の味が入っている)、パン、ドイツのワイン、ハム(写真↓)を買ってテーブルに並べた。

 こんな感じで昼食会↑↓。

 上の写真Wagener Shopping Baden-Badenのパン売り場のパンの一部であって、もっとたくさんのパンがあった。パンの名前は説明してもらったけど、複雑過ぎて覚えてない。ちなみにバーデン・バーデンはフランス語がかなり通じた。

 

 こちらは食品売り場のチーズ売り場。フランスのチーズが多い。

 なかなか素敵な体験だった。1.5ユーロのワインも美味だった。

 

 以下は、ハイデルベルグのガレリア・カウフホーフ (galeria kaufhof)というデパートの写真である。

 

 こちらのデパートは食料品はお土産程度しか置いていないように見えた。

 パリのファッションと比較したくて撮影。

 こんなドレスも売っていた。パリじゃ見たことない。少し民族衣装っぽい。

 フランスの作家、エミール・ゾラは、パリのデパート「ボン・マルシェ」を調査し、1883年に著した『淑女の娯しみ』で、消費に目覚めた中産階級が百貨店で起こすさまざまなエピソードを活写した。手の届く場所に魅力的な商品を並べ、方向感覚を失わせるように設計されてている百貨店。ゾラの小説に出てくる女たちのように、私も全く買う気はなくて行ったのに、このドイツのデパートで美しいレースの下着を買ってしまったのだった。