パリ徒然草

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節分そして立春

  我が家の節分2月3日の夕食。

 

 巻き寿司とサーモンの握り、そば、豆腐、ナッツ。そして、アルザス地方のスパークリングワイン、クレモン ダルザス。豆腐は中華食材店で買ってきた。

 

 古来から「白い豆腐は邪気を追い払うほどの霊力が宿る」として、節分と翌日の立春に食べる風習があった。節分(2月3日)に食べる豆腐は「それまでの罪や穢れを払う」とされ、立春(2月4日)に食べる豆腐は「健康な体に幸福を呼び込む」とされている。
 その縁起の良さから、節分と立春に食べる豆腐のことを「立春大吉豆腐」と言う。

 

 節分そばは、「旧暦の新年=立春」の前日の節分の日に食べるそば。 大晦日に食べる年越しそばと同じような意味合いがあり、江戸時代から現在の暦になる明治時代まで全国各地の庶民にしたしまれていた。 現在では、そば処である信州地方や出雲地方などに限定して残っている風習。

 

 私も夫も夜7時半過ぎまで仕事で、夫が帰宅したのは午後8時半過ぎ。恵方巻きを手作りする代わりにmomoprixで購入したスシ グルメの持ち帰り寿司。数年前の節分に日本食品店で大豆豆を探して見つからず、手作りしたことも、あったが、今年はナッツにした。

 フランス人の夫とフランス語での節分の説明文を見つけて、一緒に読んで、楽しんだ。

 4日立春も豆腐を食べよう。