今週のお題「住みたい場所」
ここ数週間、夢を託して、You Tubeで住みたい土地のヴィラの映像を時々、見続けてきた。引き寄せの法則ってあるらしい。住みたい場所の映像を見続けると、現実化するかもしれないでは、ないか?。
私が見ている動画の例
ズバリ、私が住みたいのは、コート・ダジュールのモナコ=ニース間に位置し、地中海に面するサン=ジャン=カップ=フェラ岬辺りである。つまり、去年の夏休み、私が行ってたヴィラ、エフルッシ・ド・ロスチャイルド邸がある場所だ。まあ、なんて、大胆な夢!
去年8月の私のブログ
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/08/28/152217
何がいいかって?
青い海と空と太陽、オレンジ色の屋根、魚も多い食事…。海の水も綺麗で魚も見えたりする。
日本語では Côte d'Azur を訳した紺碧海岸(こんぺきかいがん)の名でも呼ばれるだけあって、海が紺碧だ。あー、天国、天国。
半島には500軒以上(その多くが豪奢な邸宅)の、花やヤシノキ、アレッポマツ、オリーブの木が植栽された住宅がある。不動産価格がフランス国内でも非常に高く、1m2で平均44,000ユーロ、60,000ユーロ以上する所もある。(ウィキペディアより抜粋)。
近くのエズ村やロクブリュンヌ村など、鷹の巣村を訪れるのも楽しい。ニースも近く、文化にも触れられる。
モナコも近いし、世界中の富豪たちが集まる場所。去年のブログにも、超高級別荘地と書いている。
時々、一緒に食事する女性のご両親は、ここからそう遠くないボーリュー=シュル=メールに住んでいる。
実は、このボーリュー=シュル=メールでジャン・コクトーが描いた壁画のあるヴィラ、サント•ソスピールに行こうと数時間に一度のバスを待っていて、お財布と滞在許可証の入った小さなバッグを置き忘れたことがある。
この後、何が起こったか?
「マダム、マダム」声が聞こえた。
白人の美しい老婦人と二人の小さな子どもたちが私をバッグを掲げながら一生懸命追いかけてきた。「大事なものでしょ。びっくりしたのよ」。老婦人は自分のことのように、息を切らして心配してくれた。きょとんとしているのは、私の方だった。マダムの白いドレスと金髪の男の子と女の子。夏の陽光の中のその情景が今でも、心に残っている。一番速く走れた男の子から受け取ったバッグの中身はすべて無事だった。
去年私が書いた日記を読み返すと、私はヴィラはどうでもいい、海さえあれば楽しい、という態度である。そういえば、建築家のル・コルビュジエが晩年に、ここからそう遠くないロクブリュンヌの海辺で超ミニマルな小屋に住んでいた。
いつかこの辺りに住みたい、と声を大にして言い続けておこう。